あいだを埋めること

タイトルだけみると、なんの事だろうと思う人の方が多いと思うが、

何かと何かのあいだを埋めることは大切だと思う。


目標と現状の差を埋めること。

会社の上司と自分の考え方の差を埋めること、

大切な家族や恋人との気持ちの差を埋めること。


” 目標と現状の差を埋めること ”

目標を見つけて、今の自分に足りないものを把握することは簡単ではないけれど、理想に近づけたときの達成感は大きいだろう。これを繰り返して、成長していくと私は考えている。

この二つはどうだろうか。
” 会社の上司と自分の考え方の差を埋めること、大切な家族や恋人との気持ちの差を埋めること。”

いくら近い存在でも、どれも簡単に埋まることはできることではない。血がつながっていたとしても、いくら心や体を許せる相手でも、別々の人間ということに変わりはないのだから。

ただ、この事実を悲観的に捉えているわけではない。

自分と違う視点の考え方が、新しい気付きになって、追いつけそうで追いつけない背中が悔しくもなって、一人の時よりもっと成果を出すことができる。

生まれてから一緒に同じご飯を食べて、同じ空間で寝て、生活を多く過ごしたであろう家族。血液型や身長、話し方、全てが同じわけではない。もちろんそれと同じように性格や考え方も、違ってくる。身近な存在だからこそ、ぶつかり合うこともある。

一緒に時間を過ごして笑い会える中で、些細な仕草が愛おしくなる。   私より少し長いまつ毛や、笑ったときに見える八重歯も、タバコを吸う時の視線も、どれをとっても私にはない、あなたにしかないもの。


金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』の最後の一文を思い返して欲しい。

” みんなちがって、みんないい。”

みんな違うからこそ、羨ましくもなる。もっと知りたくなる。その違いに触れたとき、一人では感じられない気持ちを味わうことができるのだろう。


改めてこのnoteの冒頭を思い出してほしい。

” 何かと何かのあいだを埋めることは大切だと思う。”

これは単に距離やコミニュケーションを多くとる手段だけではなくて、

一人の人間として、違いを尊重して受け入れること。

それがあいだを埋める、大切なことだと思う。


ここまでの長文を読んでくださり、ありがとうございます。


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