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苦手を好きにする方法


はじめに

ド文系だけどド理系の高専に入った人間です。今回は苦手教科を好きになる方法について雑にまとめてみました。高専受験者を想定してますが、そのほかの人にも対応できるように書いたつもりなので、少しでも役に立ってくれたら作者冥利に尽きます…。ここに書いたことは私も実践して成功したことばかりなので、いちおう前例はあると思ってください。
では、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

苦手な科目を克服するうえで大切なこと

では実際に「苦手科目を得意に変えていくにはどうすばいいか?」を書いていこうと思います。
なお、私の苦手科目が数学なので、数学を例として書いていきます。

1,好きになること

高専は(まあ高専に限らず)受験科目が5教科あります。
かならず苦手な教科、分野が入るでしょう(文系科目苦手な人多そう…)
え、ない?こわ。5教科全部得意で好きな人はこんな駄文読まなくていいです。時間の無駄なので過去問進めた方が有意義です。

さて、過去問、もちろん一通り解いたよね?
もちろんそのくらいしてますよね??(圧)
苦手な分野も飛ばさずに目だけでも通しましたか?
やべ、やってない、って人は過去問準備。(持ってない人は苦手な教科のワークとか教科書持ってきてー)
さあ、いやだと思うけど見てみましょう。見るだけでうんざりすると思います。ではシャーペン(鉛筆かもしれないけど)を持って1問解いてみてください。解く前から嫌だなーってなって、解く気もあまり起きないんじゃないんでしょうか。そして、もし一年分苦手教科を解いたとして、かなり解答は空欄や間違いだらけでうんざりかもしれません。
実際、入試での苦手強化は間違いなく心折れます。私も軽く折れたから、これマジで無理!!みたいな教科はかなりダメージを食らうでしょう。
何かしらの方法で苦手教科と向き合わなければいけません。なんでもいいんです。苦手教科をひたすら解いてみて、「あ、この単元得意かも」って思うものを伸ばして好きになっていくのもいいし、私みたいに自分の好きなものと苦手教科のかかわりを見つけてそこから広げていくのもいいと思います。

要するに、「好きになるためのきっかけを作る」こういう事です。
この方法を使えば高校入ったあとも効果が薄れないので、私はおすすめですよー

2.好きと得意は別!

 好きなら自然と得意になるだろう、と勘違いしている人がたまに居ます。確かにそうなのかもしれませんが、私はそうは思ってません。
確かに好きなら得意になれるかもしれませんが、最初から好きなのと、苦手から好きになったのではまるっきり違います。苦手なときの意識を覚えていると、ちょっとしたことがきっかけで一気に苦手に戻る可能性があるからです。
 なので、「まあ好きになれたし、あとはなんとかなるだろー」とか思わないでください。得意になるためには、もちろん沢山努力しなければいけません。問題をひたすら解いたりして、少しずつ段階を踏めば、いつか胸を張って得意です!といえるようになれると思います。
好きになれたなら、得意になることも容易なはずです。頑張りましょう!

3,答えは積極的に見ること

 答えを見たがらないで頑張る人がいますが、正直時間の無駄です。問題を見て5分考えても分からなければ、答え見た方が早いです。解答は、出版社にもよりますが、大体解説が書かれていると思います。(高専の数学の教科書は別だけど…)それを読んで、「あ、こうしたらこうなるのか!」という気付きを持てることが大切です。また、答えを読んでわかった気になる奴がいますが、よくないです。答えを見るだけでなく、一回ノートなどに解法を写してみてください。意味が分からなくてもいいです。自分の手と脳を実際に動かしてみることが大切なんです。

4,できる人に聞いてみる

 解法を読んでもよくわからない!って人は先生に聞いてみましょう。その教科が得意な友達でもいいです。声でとらえることで、理解度も大きく変わっていくと思います。なにより、人に聞くことのメリットはわからないところがあればすぐに教えてくれるところです。わからないことがあれば積極的に突っ込んでいきましょう。自分の納得いくまで教えてもらってください。


勉強の苦手は恥ずかしくない!!

 こんなのも分かんないの恥ずかしい…って思う人もいるかもしれません。
そんなことないです!!私も数学出来なさすぎて、テストやらグループワークやらで人に聞くのも、解答用紙を見せることすら恥ずかしくて死にそうになってました。でもそこで人に聞くのをためらったりして入試の時に大変な思いをするのはほかでもないあなたです。クサいことを書くようですが無知は恥ではありません。無知を隠し通すことが恥なんです。

 また、苦手な教科と向き合うことで、自分の苦手な部分が見える化されていきます。ほら、ことわざに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ってあるでしょ。幽霊だと思って怖かったけどよくよく見たら枯れたすすきだったってやつ。あれと同じで、どこが苦手なのか分かればあんまり怖くありません。「あ、ここが苦手だったのか、でも解き方わかればいけそう」みたいに前向きな気持ちになれば、苦手意識もすこしずつ消えていくかと思います。実際私もそんな感じだったし。
受験では苦手、得意に無関係で5教科やらされます。そこで「苦手教科は捨てる!」とあきらめずに、頑張ってみましょう。幸いまだ受験までたっぷり時間があります。今からでも遅くないです、少しずつ向き合って、いつかその苦手教科が得意になれるように頑張ってください!



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