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お客さんから店主へと/酒の肴バル

いつかの夢が、いまココに

阿佐ヶ谷に新店舗が誕生した。
一番街の四文屋の上、「酒の肴バル」というお店。

高円寺で茶割バル◯◯◯、酎ハイスタンドの2店舗を出店し、阿佐ヶ谷では初出店。料理を提供する店も初めてとなる。

オーナーのみっちーは「自分は料理をやる人間ではないので、正直不安もあった。」という。

「いつかは阿佐ヶ谷でも店をやりたい。」

そんな気持ちはあったものの、不動産屋さんからの電話で物件の話を聞いたときには、「さすがに早いかも知れない。」と思ったという。確かに一年間で3店舗は、なかなかに勢いが凄い。

飲み歩いてたことがキッカケ

酒の肴バルには料理を担う店長がいる。みんなからは「こぼちゃん」と呼ばれる青年だ。彼は、もともとアンナイジョの常連さん。「いつかは自分で店をやりたい。」と思いながら、一歩踏み出すチャンスを伺っていたところに、今回の話が来たというんだから、なんとも阿佐ヶ谷らしい。

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阿佐ヶ谷はなんとも不思議な街で、店主たちが飲み歩くのが好きで、店同士の距離感が近いのが都会なのに下町感があって愛されるところのように思う。

ひとが人を紹介し、また人を連れてくる。
阿佐ヶ谷は、孤独にさせないでいてくれる街なのかも知れない。

今だからこそ求められるリアルの場

そもそも、こんなところにお店あったんだなぁ、と最初は思ってしまう場所。一番街の入り口でありながら、言われて初めて気づく場所。

でも、だからこそ、「知ってる人の特権」みたいな感じ。

四文屋さんの脇の階段をあがると、店内を少し覗ける窓付のドア。
暗すぎず明るすぎない照明。カウンターとテーブル席の店内。

料理を食べるお店なんだから、テーブルでゆったり…。いっしょに来た友人たちと話せばいいのだけども、割りとカウンターが人気。

目の前で料理の最後の仕上げが見られるのも楽しいし、気になったものをスグに聞けたり、こぼちゃんやスタッフと話しながら食べる食事は、いま求められてるあたたかい空間だから。うん、やっぱりカウンターがいい。

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青森のにんにくが絶品

ドリンクは、ヒューガルデンの生。芋麦の焼酎に、ウィスキーと種類は豊富。フードは、定番メニューと週替りくらいの壁貼りメニューの2種類。

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店主こぼちゃん自慢は、青森のにんにく。

青森出身で、青森から直送されてくるにんにくは、じゃがいもか?ってくらいのホックホク。お肉といっしょでも、単体でも美味しい!

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青森にんにくと鶏のホイル焼き

魚も肉もどちらも食べれるのは贅沢だし、お財布的にも優しい価格なのもありがたい!光り物の魚には、この青森のにんにくを漬け込んだ醤油が出てくるんですが…これがまた合う!「にんにく醤油」と聞いたら、香りと口当たりが強いイメージがあると思うんですが、このにんにくは違う。角が取れた、まろやかなにんにくの味がほのかにする醤油。醤油で飲めちゃいそうな勢いです。(塩分過多…)そうそう、24時以降は、フードが限定になるので要注意です…!

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●アンナイジョ的オススメ/にんじんカラムーチョ

酒の肴バル定番は、絶対に「にんじんカラムーチョ」で決まり!

これだけで永遠飲めるくらいエンドレスつまみ。シンプルだけど箸が止まらない…。そんな一品。こうゆう家で作ろうと思えば作れそうなんだけど…ってゆうツマミなのに小技が効いてる!みたいなのっていい。

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そんな、「いつものメニュー」も
「今週のメニュー」もどちらも味わいたくなるお店です。

ちなみに、メニューには書いてないんですが…。
青森にんにくと鶏のホイル焼きの良い出汁を使ってリゾットをコッソリ頼んでみてください…。激ウマです。

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まとめ

ひとりの青年の夢への一歩の店となった酒の肴バル。

店主のこぼちゃんは、いろんな料理をしたくて、いろんな人と話したくて、毎日楽しくて仕方がないそうです。

暗いニュースが多い中、美味しいツマミと楽しい会話で気分が晴れると思うので、ぜひ新しい縁をつなぎに行ってみてください。

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●酒の肴バル
杉並区阿佐ヶ谷南2-16-8-2階⁡
18:00-26:00⁡
日曜日定休⁡
※月曜日祝の場合、日曜日は営業して月曜日休み⁡
https://www.instagram.com/sakenosakanabar_asagaya/
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※どの店舗さまもコロナの影響により営業時間の変更などがありますので、各種SNSなどで確認の上、ご来店をお願いいたします。

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