![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70887340/rectangle_large_type_2_a7e5a159b466e96c6f35b53e1bf2ebe5.jpeg?width=1200)
俳句の時間 2022.01.28
ベッドからテレビをつけたら、新庄ビッグボスの誕生日なんだそうだ、今日は。縁起よさそうだ。
今日の面季語はかまど猫、裏季語はふくと汁。
裏は昨日に続き汁もんだ。福閉じる。ちがう。河豚汁。まんなかに「と」なんて音を挟まなきゃいいのに、五音にする工夫なんだろうか。昔の人は気が付かなかったんだろうか。福が閉じるなんて音。それとも気が付いていてわざとかしら。縁起いいんだか悪いんだかわからない。そういうブラックユーモアなところも俳句の面白みかもね。例句は芭蕉。
あら何ともなや昨日は過ぎて河豚汁 松尾芭蕉
上五の字余りがどれだけ安堵したかをストレートに伝えてくる。うまいもん食べて生きてるとなりゃ、幸せでしょ。芭蕉さん、これが辞世の句にならなくてよかったな。
西に引っ越した時、これも運試しと思ってえいやっと動いた。若かったな。
上京や運だめしとてふくと汁 要
ここに書き散らしてる句が辞世の句にならないように生きていきます。