俳句の時間 2022.01.02

京都一条の某所にて、夜のバス待ち時間はまあまあホラーな感じで、季語手帖をゴソゴソ取り出した。

たちまちに日の海となり初景色  鷹羽狩行

例句の神々しさに気持ちがスッと軽くなる。寂しい夜だが、悲しくはない。子らを想い、胸を抱く。楸邨に胸を抱く句があったなあ。でも全く叙情的でない句ができた。ま、こんなもんだ。

ポイ捨てを黙って拾う初景色  要

やっと気が楽になった。


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