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俳句の時間 2022.01.23

あの子を想って半醒半睡の夜を越えて、今日は朝から春かと見紛うほどの良い天気。母が庭の山茶花と蝋梅を生けてくれた。蝋梅が咲いたら、あの子にも香りが届くだろうか。

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2週間ぶりに母と植物園に出かける。
温室を兼ねた大きな販売場には、前回よりもだいぶ多くの種類の花が咲いていた。チューリップやシクラメンなどが人目を惹く中、盆栽の白梅がひときわかぐわしかった。

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福寿草は先日購入して我が家に置いておいたものより、店頭にあり続けたもののほうが背丈が少し伸びているように思った。
原種だという水仙が可憐で、それでいて強いのだという。
水仙という花はもともと強いのか、原種から進化したものはもっと強いのか、その辺の詳細は分からない。分からないけど、ルーツが残っているということ自体が強さかもしれない。

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年始に来た時に開催していたおもしろ市が、まだ続いていた。手あぶりがあったり、大きな鷹の置物が半額の50,000円になっていたり、カラス天狗のお面などもあって訳が分からない面白さだった。立て看板に「1/2~3、福引大会」とあった。前回来たときは気がつかずに、今回気が付いたのは、季語手帖の今日の季語が「福引」だったからだ。こんな植物園のおもしろ市でも福引したりするのか、とちょっと驚いた。

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福引といえば、子供たちが小さなころに下の子がコメを当てたことがある。子供二人を連れて徒歩での買い物の途中だった。引換券だったらよかったのかもしれない。カラス天狗のお面じゃなくてよかったのは確かかも。

福引の米10キロを当てる吾子 要


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