俳句の時間 2022.02.24
写真は5歳の画伯によるOK鳥とGな矢印の群れ。矢印がぐるっと円を描くその模様は、最初は全然矢印に見えなかった。こども、面白い。
暇人生活に終わりが見えてきたので、いろいろと準備に取り掛かる。今朝は暦も春になってからの冬靴購入。2月に降るドカ雪は、実は意外と毎年恒例だったりする。バーゲン終盤の棚にはまだ30種類ほど置いてあったけど、ちょうどのサイズがあったのは3種類だけだった。別にこだわりがないので、試着して即買い。箱はいらないと言ったら、店員さん曰く「箱がないと返品や交換ができませんが」「え、でもどうせ在庫ないんですよね?」「ちょっと前まで在庫あったんですけどね~」
そのちょっと前はもしかしたら昨日の天皇誕生日だったりしたのだろうか。だから店員さんはうっかりまだ在庫があると思って、箱入りを勧めたのだろうか。人が込み合う休日のショッピングが嫌いなので、結構毎回ちょうどいいサイズを逃していたりする。
靴を買う前に、近隣の店で化粧品用のコットンも買う。ペットショップが併設されているので、たまに覗いてみようと犬・猫のケージを見回す。猫で何匹か、9月の彼岸過ぎに生まれているのがいた。どれか一匹は、猫好きだった娘かもしれないと、猫に会うたびにいつも思う。
たんぽぽやあの子もうじき猫になる 要
彼ら彼女らがかわいいサイズの間に、誰かいい人に買われてもらえますように。
昼からはそれこそひまに任せてオードリー・ヘプバーン主演の「戦争と平和」をBS3で見た。途中で飽きるかもしれないと思いながらも、スマホであらすじを見てキャストを調べて、ニコライ役がなんと大好きなシャーロック・ホームズを演じていたジェレミー・ブレットと知って俄然ニコライ探しが始まり、アンドレイとナターシャの舞踏会のシーンで俳句の種を見つけ、とうとう3時間半もテレビにかじりついていた。アンドレイとナターシャの舞踏会のシーンは、母も若かりし頃にリバイバルで見ており、老中年女子二人で「素敵ね~」と感動をシェアしあえた。あのアンドレイの独白シーン、もう一回じっくり見たいな。
「彼女が次のターンで私に微笑んだら、妻にしよう」
メル・ファーラーだから許されるセリフだな。