RPAをしばらく休んだ後の復活
こちらの記事は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション) Advent Calendar 2023、5日分の記事になります。
RPAは、業務を自動化する素晴らしいツールで最近はAIが搭載されますます元気になっている。職場でも導入を進みめる役を担っていたが、ある時点からRPAを使わなくなってしまった。
こんな便利なツールがあるのにロボットを作る気持ちが薄れてしまったのだ。
なぜそんな状態になってしまったのか、どのようにしてそのやる気を再び起こす気になったのかを書いてみたくなりました。
同じような気持ちの方がいたら参考にしていただけると幸いです。
RPAへの意気込みが薄れる
2018年頃からRPAが業務改善につながるということで、社内で自動化チームが形成されそのメンバーとして従事してきた。30くらいのロボットを作り、作業時間も大きく削減できた。そして2年後にRPAが浸透してきたことから自動化のチームも解散し、UiPathのライセンス保持者が独自で自動化をすることになった。
そんな時、コロナが流行し、リモートワークが導入されたり、社内のシステムの環境が大きく変わったり、別の仕事を請け負うとになったり、仕事のやり方が大きく変わりました。それに伴い、UiPathのシナリオ修正をする必要が出できました。
また、忙しくなったことから仕事後の自己研鑽の時間が削られ私の中ではロボットの修正や作成が億劫になってしまった。
本当は、自動化することはたくさんあるのだが、やる気が薄れてきたというのが本当かもしれない。
そのため、ここ1年くらい、ロボットの作成もしなくなってしまった。以前は仕事が終わると、自宅のPCでも無償版のUiPathで個人的にロボットを作っていたが何となくエンタメ系の動画をみて時間を過ごす日々が続いた。RPAのイベントも参加しなくなっていた。
慣れって怖いですね。こんな日々が続くとだんだんやる気が薄れてくるものです。
このままではいけないと感じた瞬間があった。
またやろうと思ったきっかけ
そのきっかけは環境を変えたことです。日常生活に英会話を取り入れました。
○○ロスという言葉がある。何かに打ち込んでそれが終わると気が抜けた状態になることです。
毎週英語のスペースを聞いていたのですが、そのスペースが一時的に休みになりました。そのタイミングでオンライン英会話を申し込みました。フィリピンの講師と1回25分のレッスンを受けるものです。
25分とはいえ、結構な労力を使います。これが良かったのか、予習や復習をすることUiPathを分からないから必死に覚えようとしていた頃を思い出しました。簡単なシナリオですが自分で作成して動いた時の感動が蘇ってきました。
今までロボット作りをサボっていたけど、もう一度やってみようという気持ちになったのです。せっかく覚えたものを捨てるのはもったいないと。
その気になってからは、動かなくなったシナリオを修正したり、新人にPower Automateを使った簡単なフローの作り方を説明したり、RPAのイベントへも参加するようになった。
続けよう
やる気が薄れてきた時は、何でもいいので環境を変えることだと思いました。
マンネリ化すると目的がなくなりただ何となくそのことをしているだけになります。
常に新しいことを見つけて挑戦することは素晴らしいのですがいつか立ち止まることもあると思います。
そんな時は、しばらくボーとしてもいいのではないでしょうか。少し休憩時間をもらったと思い休む。そして、環境を変えてまた戻ってくれば。
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