鶯谷駅に1年住んでみて感じたこと。~言うほど悪い街じゃない~
こんにちは。あさドラです。
タイトルにもある通り、筆者は鶯谷駅付近に在住している。
鶯谷というと駅前にホテル街が広がっていることや、山手線の影の薄い駅ランキングで堂々の第一位に選ばれたことから、天下の山手線の駅の中でもぶっちぎりの不人気エリアとなっている。自分も鶯谷に住んでいると周囲の人に話すと「何でそんなエリアにしたの?」と不思議がられることがほとんどだ。
ただ実際に住んでみたところ、思いの外悪くないどころか、評判の割には住みやすい街であることが分かったので、今回は鶯谷駅の名誉挽回をすべく、当駅の魅力を書きたいと思う。
良いところ1つ目:アクセスが良い
鶯谷駅の良いところの1つ目は「アクセスの良さ」なんだ。
皆さんご存知の通り、鶯谷駅にはJR山手線とJR京浜東北線が走っている。この2路線がJR東日本を代表する線であり、都内の主要駅へアクセスが便利であることは言わずもがなではあるけれど、魅力はそれだけでは留まらない。
隣駅は都内主要駅の一つである「上野駅」
逆サイドの隣駅は成田空港へ直通の京成スカイライナーの停車駅である「日暮里駅」だ。
特に上野駅については様々な路線が走っている為、そこまで出てしまえば都内へのアクセスに関してはほとんど困らない。
また、山手線の駅間隔は非常に短い為、どちらの駅にも歩こうと思えば歩くことが出来る。現に自分も上野駅で用事があったら、そのまま歩いて帰ることがほとんどだ。運動不足が現代病として叫ばれる中、このような日々のちょっとした運動は欠かせない。(ドヤ顔)
他にも、東京駅へ電車で10分、山手線の反対側の新宿駅でも23分と、まぁこの辺りは鶯谷というよりかは流石山手線といったところ。
バスに乗れば観光地の浅草へも直ぐに行くことが出来る。自分は浅草へは自転車で行くことが多い。
こんな感じで都内各所へのアクセスが良いというのが魅力の1つ目だ。
良いところ2点目:山手線の駅にしては家賃は抑えめ
鶯谷駅の良いところ2点目は「家賃の安さ」なんだ。
これは自分の記事なんかより大企業の出しているデータを参考にしてくれれば良いんだけど、鶯谷駅は天下の山手線の駅の中では、家賃相場が比較的低い。
誰もが知っている不動産サイト「SUUMO」のサイトを参考にすると、山手線沿線1Rにおける賃料相場平均は【7.8万円】なのに対し、鶯谷駅の相場は【7.1万円】と抑えめ。
ちなみに全29駅中トップは東京駅の【10.3万円】で、最安は西日暮里駅の【6.6万円】だった。
余談だけど、勝手に新宿駅はトップ3に入ってくるものだと思ってたが、意外と10位だった。また一つ賢くなれたこの記事に感謝。
※ちなみに高輪ゲートウェイ駅は参考から外している。
【参考:JR山手線(東京都)の家賃相場・賃料相場情報を探す】https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/en_yamanotesen/
このように山手線のアクセスを手に入れつつ、家賃を抑えめにしたいという人には一つの選択肢になってくると思う。
良いところ3点目:便利だけど静か
鶯谷駅の良いところの3つ目は「便利な割に静かであること」なんだ。
添付の写真は鶯谷駅から住宅街方面に歩くと現れる大通りなんだけど、この大通りには割と色んなお店がある。※ちなみに写真は今朝撮ってきた。工事現場が目立ってしまっているのは反省。
スーパーのいなげやは2階建てで、1階が食料品、2階は日用品売り場になっている。自分なんかは生活で必要なものは大体ここで揃えてしまう。
他にも居酒屋やちょっとした飲食店は沢山有るし、カフェやお弁当屋も目立つ。肉屋・八百屋なんかも多い。ちょっと路地に入れば大きめの公園も有る。
ちなみに写真右側のライフは2021年3月にオープンとのこと。密かに楽しみだったりする。
こんな感じで割と栄えているんだけど、車通りも多くないし結構静か。路地に入ってしまえばそれこそ「閑静な住宅街」って感じ。
歩道は幅が広くて歩きやすいからこの大通りは割と気に入っている。
このように「住むのに困らない程度には便利、けど静か」というちょうど良さが鶯谷の魅力の1つである。
良いところ4点目:大きな銭湯が有る
鶯谷駅の良いところ4点目は「大きな銭湯が有る」ことなんだ。
ぶっちゃけこの記事はこのパートを書くのが目的だったといっても過言ではない。
これは温泉が好きという人にしか当てはまらないかもしれないけど、日本人はみんな温泉が好きだと思うから気にしない(偏見)
紹介したい銭湯は「ひだまりの泉 萩の湯」だ。
「銭湯」っていうと「受付におじいちゃんがいて、小さめの脱衣所に洗い場と大浴場が有って、壁には富士山の絵」みたいなイメージが強いと思うんだけど、萩の湯は違う。
まず建物自体は4階建て。全然小さくない。(厳密にはマンションと一体だから8階建てだけどそれは無視する。)
1階は入り口とコインランドリー、2階が受付と食事処、3階が男湯、4階が女湯という構成。これだけでもかなり広めの銭湯であることが想像できると思う。
2階の食事処は非常に落ち着いた空間になっていて、席数も多い。
食事の種類も多いし結構美味しい。お酒の種類も多くてつい飲んでしまう。これは非常に良くない。(褒め言葉)
3階は男湯になっていて、こちらも広めの脱衣所となっている。洗面スペースも4人分有る。
大浴場には相当な数のシャワーに「ジャグジー」「熱湯」「水風呂」「サウナ※追加料金有り」「露天風呂」と、スーパー銭湯さながらの充実具合。
筆者は男なんで女湯の紹介は出来ないけど、HPを見る限り似たような設備になっているはず。
※銭湯の写真は萩の湯さんのHPより:http://haginoyu.jp/
これでいて料金は大人470円となっている。シャンプー・ボディソープも備え付けだ。
正直周辺の銭湯をぶっ潰しにきてるとしか思えない。なお、サウナは追加で150円かかるので注意。(土日は+200円)
筆者はサウナ付きの回数券(5,900円/10回)を住み始めてから永遠に買い続けている。
萩の湯への愛が強くてついつい長くなってしまったけど、こんな銭湯が駅から5分足らずの場所に有るのは鶯谷の大きな強みだと思う。
最後に
以上、25歳社会人が語る鶯谷の魅力はこのようなところだ。
正直、駅前のホテル街に嫌悪感を示す人がいるのも納得が出来るし、小さいお子さんのいらっしゃる家庭や、女性の一人暮らしなんかには確かに不向きな駅ではあるかもしれないけど、特別治安が悪いわけでも無いので、イメージだけで判別せず、是非とも足を運んでみて欲しい。
特に、最後に記載した萩の湯については全日本人にオススメのスポットだ。
まだまだ語ることの出来る部分が有るので、もう少し文才を磨いたらまた本記事にチャレンジしようと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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