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「バーチャルマーケット6」探訪記 World Festi-VR “Core”(後編)
前編(エントランス~Windmill Town)はこちら。
Shining Siesta
港よりたどりついたのは常夏の国。「Shining Siesta」は、南米を思わせる陽気でトロピカルな会場です。
入り口からしてすでにカーニバル!
道中にはめちゃデカ太陽像がスタンバっています。とくにギミックはないですが、ただただデカいだけで存在感がある。
デッッッッッカ!!!!!
そしてしばらく道なりに進んでいくと……
デッ・・・デッ・・・
デデデデデッ・・・
デッケェェェエエエ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
そう、ここは閃乱カグラのシリーズ「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」のブース。登場キャラクターの雪泉が巨人化してお目見えするすさまじいブースです。
ちなみにここのボタンをクリックすると……
おもむろに動き出す!
このポーズも大丈夫か~~~?????
ブースのコンセプトは海沿いのカフェ。おそらくゲーム中に出てくるシノビ少女たちがところどころにいます。
公式3Dモデルも販売されています。閃乱カグラのキャラクターになれる時代、2021年。
・・・・・・
・・・・・・
FOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!
この直後、両手のVALVE INDEXコントローラーが同時に電源切れを起こし、しばらく立ち往生することになりました。おそらくそういうセキュリティなのでしょう。よい子はマネしないでね!!
また、反対側には「水着の雪泉」3Dモデルがもらえる水鉄砲ゲームもありました。クリアはとてもかんたんだったので、実質無料配布な感じです。
さらに順路を進むとさらにカーニバルなところへ。
サンバの羽を試着できるコーナーがありました。身につけるだけで気分は一気にお祭り気分に!
道中には鹿島アントラーズのブースも。ここにはサッカーボールをタイミングよく蹴って飛距離を競うアトラクションがありました。
自分はここでかなりよさげなスコアを叩き出しました。24kmて!
順路の最後には「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」のパネルが。見た通りの平面のパネル……
と見せかけて、胸と尻に起伏がある!! 気づいた時の衝撃たるや……
なんというか、全体的に開放的な感じがあたりにただよっていた会場でした。まぁ太陽まっさかりな南国ですからね!
なお、順路のおわりにあるワープポイントの後ろには、さらなる高所へのワープポイントが隠されていました。絶景です。
バーチャル秋葉原
そしてCoreの終点はバーチャル秋葉原。JR東日本の出展という、今回特に話題になった企業出展のひとつでしょう。
こちらは恒例のスタッフロールゾーンとなっています。かつてない規模のワールドだったためか、設定資料も豊富です。
そしてここにもVケットちゃんの姿が。彼女に導かれるまま台座へ進むと……
巨大な球体から放たれた光が、会場の中央へ飛び、光の粒子となって飛び散る演出が!会場一面にパーティクルが降り注ぎ、一気に華やかな光景が広がります。
そして目玉のひとつ、秋葉原にエヴァンゲリオン。
オタクが最終回に見る夢みたいな光景が広がっております……!
エヴァの足元をくぐり抜けて秋葉原駅へ。
秋葉原駅はホロライブプロダクションとのコラボ仕様です。
改札前の再現度はかなり高め。なぜかそのへんをブラックロックシューターが歩いています。
メイド喫茶のVケットちゃんもチラシ配りに勤しんでいます。
券売機からはSuicaが発行されるようになっていて、これを改札にあてると実際に改札が開くようになっています。マジで改札だ! さらにこのSuicaを使えば、駅構内の自販機も動かせたりします。
ちなみに、改札内へは横の受付スペースからも入ることができます。中には駅長帽子も置いてあったり。
駅構内はガッツリと広告ゾーン。「嗤うアルスノトリア」の立ち絵看板や、まさかの動くジョイマン高木がいたりとにぎやかです。
ホロライブのライブ映像コーナーもありました。色が自動で変わるホロライブ仕様のキンブレを手に取ることもできます。気分はライブビューイング!
さらにコンビニの内部にはちぃたんが……?
なにが起こったかは言うまい……
さて、エスカレーターを上っていけば、Coreもいよいよ終着点。かなりリアルに再現された秋葉原駅のホームへとたどり着きます。
なによりすごいのは、実際に列車がやってきて、その中に乗れること。こちらもかなりリアルにつくってあります。
そして列車に乗ると、このCoreの会場を一周するように動き出します。これまでめぐってみた様々な会場を振り返りながら、つかの間の列車の旅を楽しむ時間です(一部ちょっと酔いやすい角度がありますが……)。
ちなみに運転席の壁は普通に素通りが可能。運転席から見る列車の旅がいちばんいい感じだったかもしれません!
そして、ホームの端には別の会場へのポータルが置かれていました。ここで「World Festi-VR “Core”」は全順路が終了です。
とにかく要素がたくさんつまったワールドとなっていました! ギミックが豊富だったのはもちろんですが、「動くアバター」がワールド全体に活気をもたらしているようにも感じられました。なにか生きた存在がいると、殺風景なハコと思わなくなるものなのかもしれません。そしてなにより、ワールド内をさらにいくつかのコンセプトに分割したことで、「めぐる楽しさ」が強く感じられたのはたしかだと思います。実に600MBにものぼる大作だっただけに、満足感もひとしおでした。