45歳になりました #スナック麻子
スナック麻子へようこそ。
45歳になりました。
想像を超えた世界ですよ、45歳。
ヤングのみんなは覚悟したほうがいい。
まずびっくりするレベルで周りが優しい。お祝いの言葉がもはや全部、家宝かスクショにできるクオリティ。丁寧で配慮があって、年増(としま)の揶揄(やゆ)が一切なくてむしろこちらが恐縮するレベル。
職場では完全に戦力扱い。20代のときは「40代なんて・・・」と正直、戦力外通告だよねとたかをくくっていたのに。昨今の人手不足で頭数にはいっているし、昭和世代の忍耐力がここにきて日の目を見ている感しかない。
団塊の世代ジュニアで超・氷河期と呼ばれた就職活動や、平成生まれの優秀なヤングと社会が元気だったバブル世代のはざまでもまれで働いてきたわたしたちは強い。価値観の多様性、社会の変化に耐性がついている。
あとは自分の「調整力」。泣いたり怒ったり、きいきいしながら自分のことを考えていた若手時代と違い、全体最適を考えて「わたしここやります!」と強く手をあげられるようになった。
にこにこしているだけで「麻子さんはいつも笑顔」「朗らか」「話しかけやすい」と言ってもらえるのは45歳だからだよね。ヤングでいたら誰も気にもかけてくれないことを「すごい!」といってもらえるようになる。
若いときにはプライドや未熟さで失敗してしまったことも。
できるようになるし、認めてもらえるから。
いくつになってもやり直しはきく。
答え合わせまでの時間はしんどいかもしれないけど。
歳をとるのも悪くないよ。
かしこ。
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トリスと金麦と一人娘(2023 春から大学生になり、巣立ちます)をこよなく愛する48歳。ぜひどこかで一緒に飲みたいですね。