カウンセリングを受けたのに元の自分に戻ってしまった理由
HSP気質が強く生きづらさを抱えていたわたしは、カウンセリングに通っていた。
数カ月前から、カウンセリングというよりも近況報告とかちょっとしたアドバイスを受けるような感じになってきていて、これはもう卒業なのかもしれないと思い、先日通うのを止めた。
でもカウンセリングに通うことを止めた途端、元の自分に戻ってしまった。
「今の自分ではダメなんだ…」
「どうしてわたしは、こんなにポンコツなんだろう…」
「こうなったら、どうしよう…」
カウンセリングに通ったことで「今の自分でもいいよね」とか「今に注目して生きよう」と少し思えるようになってきたのに、カウンセリングに通う前の自分に戻ってしまった。
頭では「自己嫌悪に陥る必要はない」とか「不安は事実ではない」と分かっているのに、どうしてもできない。
なぜ治らないのだろう?
そんなとき、HSPカウンセラーの武田友紀さんが新刊『これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本』を出すことを耳にした。
タイトルを見て自分事のように感じ、すぐに購入した。
読み進めていくと、自分はHSPだと知り対策をしてきたけれども、まだ生きづらさが残るのはトラウマを抱えているかもしれない、といった内容だった。
この本を読み終わって色々考えてみたところ、確かに私はトラウマを抱えているかもしれないと思った。
通っていたカウンセリングは、トラウマを取り扱うものではなかった。
だから、一時的には前向きになれたけれども、再び元の自分に戻ってしまったのかもしれない。
時間はかかるかもしれないけれど、生きやすくなるために、少しずつ、少しずつ進んでいきたい。
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