明るく楽しく楽な面談を目指す!ブリーフセラピーを一緒に学ぶ勉強会(概要)
この記事は、朝キャリ8で2021年3月27日に実施した勉強会「明るく楽しく楽な面談を目指す!ブリーフセラピーを一緒に学ぶ勉強会」(NORY担当)の書き起こしマガジンの内容についてご紹介しています。
概要は下記の通りです。
①解決志向ブリーフセラピーとは
・効果性・効率性を高めることを目指し、短期間で終了することを重視する心理療法です。
・問題や原因ではなく、解決(クライアントが望む未来)に役立つものだけに焦点を当てるので明るい面談になります
②解決志向と問題志向の違い
・問題志向は「どうしてこうなったか」という問いを立てて原因解明の努力をする考え方。
・解決志向は「解決したらどうなっているか」という問いを立てて、解決イメージを実現するための手立てを探す考え方。
③解決志向と問題志向の応対例比較
・問題志向は「いつから向いてないと思ったんですか?」「きっかけは?」「どういう時に向いてないって感じるんですか?」と、問題にフォーカスした質問を行う。
・解決志向「どういう状況になったら仕事を辞めなくて済むと思いますか?(何があなたの解決ですか?)」と解決像の確認から始める
④解決志向の根幹となる考え方3つ
・うまくいっているなら変えようとしない
・一度でもうまくいったらそれをせよ
・うまくいかないなら違う事をせよ
⑤キャリアコンサルティングで活かせる代表的技法3つ
・例外の質問
・スケーリングクエスチョン
・ミラクルクエスチョン
⑥「例外の質問」の使用例
・上手くいかない、と訴えるクライアントに”そんな中でも上手くいった例外”について尋ねる。
⑦「スケーリングクエスチョン」の使用例
・現状を数字に例えると1~10の間でどの数字になるかを尋ねる。「何が出来ているからその数字なのか?」を深堀りしていく。
⑧「ミラクルクエスチョン」の使用例
・抱えているすべての問題が不思議な力ですべて解決してしまったらどうなっているのか。一気に解決像を想像させる質問。
⑨より学びを深めるには?関連書籍・関連セミナーの紹介
・黒沢幸子先生のセミナーに参加した感想
・勉強会開催のためにNORYが参考にした書籍5冊について、簡単な内容説明と、どの学習段階で読むと効果的かの紹介
・キャリアコンサルタント更新講習の紹介
あくまでも、解決志向を学んでいる最中のNORYが、参加者の皆さんに学びをシェアする、一緒に学んでいくというコンセプトで行った勉強会です。
当日の勉強会を会話形式で書き起こしています。
※一部言い間違いを修正していたり、より伝わりやすい表現に変更している箇所もあります。
また、当日時間の都合で話せなかった内容について追記を行っています。
これから解決志向ブリーフセラピーを学んでいきたいという方、キャリアコンサルティングに新たな技法を取り入れたい方、解決志向ブリーフセラピーについて知りたい方におすすめの記事です!
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【まとめ】ブリーフセラピーを一緒に学ぶ勉強会
この記事は、朝キャリ8で実施した勉強会「明るく楽しく楽な面談を目指す!ブリーフセラピーを一緒に学ぶ勉強会」(NORY担当)の書き起こしマガ…
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