Twitter777フォロワー御礼「SSりくえすと企画① いみちぇんのリオと星ねがの冴子が普段家でしていること!」
先日の、Tiwitter企画、みなさまご参加ありがとうございました!
こちら抽選の結果、
さあやさん@saaya_niziu「いみちぇんのリオと星ねがの冴子が普段家でしていること!」
すももさん@su_momo3「いみちぇん、ひふみ学園中等部体育祭での借り物競争で「好きな人」を引いた矢神くんとモモの掛け合い」
のSSを書かせていただくことになっておりました♡
というわけで、遅くなりましたが、まずは第一弾、さあやさんのリクエストSSでございます~! ↓ ↓ ↓
さあやさん、みなさま、本当にありがとうございました!
(すももさん、今しばらくお待ちくださいませー!)
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「いみちぇんのリオと星ねがの冴子が普段家でしていること!」
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星ねが④前半の時間軸 「肉のイチノセ」にて
冴子「こんばんは。リオ姉、今日います?」
リオ父「おー、冴子ちゃん。いるよいるよ、あがってきな!」
冴子「おじゃましまーす」
※
リオの部屋。
クッションをかかえて女子トーク。
リオ「えー? あの元気全開フルタイム百パーセントってかんじのヒヨちゃんが、元気ないの? そりゃ心配だね」
冴子「そうなの。いろいろ抱えこんでるみたいで。だけど、ムリやり聞きだすのもちがうって思うし、よけいなコトも言えないし……」
リオ「わかるよー。あたしの友だちもさ、ツラいのは口に出さないタイプが多いんだよね。見守ってるこっちは、ハラハラしどうしでさぁっ」
冴子「リオ姉もっ? そうなのよ。こっちもハラハラしちゃうし、しょんぼりしてる親友、見てるのツラいわ」
リオ「ほっんとソレ」
はーあ……っと大きなタメ息を同時につく二人。
しばしの間の後。
そんな自分たちに、くすくす笑いだす。
リオ「ねぇ。ヒヨちゃんの悩みって、恋愛カンケー?」
冴子「……むずかしいわ。最近、それだけじゃないのかもって気がしてるの。一部にあるとは思うけど……」
リオ「ヒヨちゃんが好きなコって、たぶんあのコだよね。うちに焼肉食べにきてた、頭よさそうなほうのイケメン、真くんだっけ」
冴子「やっぱり、リオ姉にもわかる?」
リオ「そりゃぁさあ。ヒヨちゃん全っ然、隠せてないじゃん。あの、もう一人のコワモテ少年もかっこよかったけどねー」
リオはごそごそとメイクボックスから、マニキュアセットをとりだす。
冴子の手をとって、いきなりマニキュアをぬりだすリオ。
冴子「急になに、リオ姉。わたしぬってもらっても、どうせ剣道の練習でハゲちゃうわ」
リオ「いいのいーの。こうやってカワイくしてると、それだけでテンション上がるでしょ?」
魔法のようなあざやかな手つきで、冴子のツメをかわいくぬっていく。
リオ「冴子はふだんカッコイイ系だけど、たまにはピンクのかわいいのもいいじゃん? ――ホラッ、かわいい!」
冴子はきれいになったツメを眺めて、ほんとだ……と、瞳をきらきら。
リオ「冴子までしょんぼりしてたら、ヒヨちゃん、もっと元気なくなっちゃうよっ。一之瀬家の女子は最強なんだから。ほら、笑顔!」
冴子はピシャッと自分のほほを両手でたたき、気合いを入れなおす。
そしてにっこり。
冴子「ありがとう、リオ姉。わたし、もう大丈夫。しっかりやるわ」
リオ「じゃあ。あたしたちの、しょーがない手の焼ける親友のために、がんばりますか」
冴子「そうね」
よく似た顔立ちの二人は視線をかわし、ふふっと笑いあった。
リオ「今ごろあのコたち、クシャミしてるかもね」
~そのころ~
ヒヨ&モモ「「へっきゅしょい!」」
☆了☆
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