職業調べインタビューメモ
時々、職業調べのインタビューやアンケートをご依頼いただくのですが、よくご質問いただくこと、こちらに加筆修正してまとめてみました☆
1.作家になるまでに何をしておけばいいですか
・日記をつける
人に見せるためではなく自分のためだけに、その時起こったこと、感じたことをありのままに書き留めておくと、将来、そのままネタに使える可能性大です! 私もしとけばよかったです!
・いろんな体験を積極的にする
新しい友人関係を広がるのもよし、趣味を始めるのもよし、いろんな場所へ行くのもよし! やったこと感じたこと、知ったこと、すべてが創作の土台になってくれると思います。
2.普段どんなことを考えて本を書いていますか
・おいしいもの食べたいな……とか、アッちがいますね。
ええと、「読者さんに楽しんでもらえますように」が一番です。本を読み終えたとき、読んでよかったなーと思ってもらえますように、といつも願いながら書いてます。
3.あさば先生のモットーはなんですか
・今の気分は「当たって砕けろ」です。やれることをとにかくがんばって、あとは担当さま神様たすけてーーーーー!
4.本を書く上で大切にしていることはなんですか
・無駄に人を傷つけない
だれも傷つけない本を作るのは難しいと思うのですが、無駄に傷つけてしまう表現は避けたいなと思ってます。
・主人公が変化する
スタートと終わりで、主人公になにかしらの変化(成長とか)を作ろうと思ってます。それが「読んでよかった」につながると思うので……。
5.作家になって変わったこと(生活とか)はなんですか
息子氏0歳の時もライターを続けていたので、常に原稿と子育ての時間カクホバトルだったのですが、子育てが落ちついてきたので、今はほとんど書くことに時間を使っています~。変わったこと……は、ツイッターを徘徊してしまうことでしょうか……(ダメ人間)。
6.作業の工程を教えて下さい
・編集担当さんと、話の方向性を打ち合わせする
・プロットを作る
・OKをもらえたら、本文を書きはじめる(だいたい指定P数の1.3倍くらい書いちゃうので、削りながら5回くらい推敲する)
・1か月くらいで初稿(最初の原稿)を提出
・担当さんと相談して4稿~くらいまで書き直す
・担当さんが、校正さんに原稿を回してくれる。後日「著者校」がもどってくる。校正さんが教えてくれる、誤字や言葉の間違いを修正して、提出する。
・あとがきやコラムを書く。
・イラストレーターさんが描いてくださった挿絵や表紙を拝見して幸せ絶頂になる。
・もう一回、校正さんにまわしていただき、「再校」が返ってくる。
まちがいのないように、じっくり見直し。おわり。
(この間に、他のシリーズの同じ作業を並行して行いまーす)
7.どうしたら面白い本が書けますか
面白い本かきたーい!!
・主人公が始めと終わりで変化している
・主人公が何かと衝突したり、ハードルを乗り越える展開がある
あたりをクリアしつつ、
あとはプロットを先によく練ってから書きはじめると、うまくいくような気がします。
それから、本文を書きあげる時間よりも、書き終わったあとに推敲しまくる時間をいっぱいとると、精度が上がっていくのではと……!
8.本のテーマはどうしたら面白いものが思いつきますか
意外な言葉の組み合わせ(漢字×バトル)とかは、ネタだしのときによく使ってる手法です。ぜひお試しくださーい!
9.作家さんになるために高校時代・大学時代にしていたことはなんですか
趣味の小説を書いてました!(そのまま!笑)
大学では心理学を専攻したのですが、これもやっぱりネタに使えるかなと思ってのことで、ちゃんとネタになりました! 専門知識があると、自分の得意なジャンルとして(司法知識、医療知識→ミステリに使えるなど)活用できるので、むしろ小説の勉強をするより、何かをほかの得意分野を作っておいたほうが、のちのち役立つのではと思います。
あといっぱい青春したり遊んだりしてくださああい!
よかったら、ぜひこちらの記事もご参考に♡
ありがとうございました~~!
https://note.com/asabamiyuki/n/n538f82562f72
https://tsubasabunko.jp/lesson/asabaInterview.html