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【生後1週目】産後の心身の変化に振り回されながら、我が子は本当に可愛い
先日、無事第1子を出産しました。
「無事」と言いつつ、出産は想像以上に命懸けでした。
高位破水から始まり、丸1日陣痛と戦い(途中麻酔により痛みはなかったですが)、最後の最後に帝王切開。
無痛分娩での平和な出産のイメージを膨らませていたので、まさか自分が帝王切開をすることになるとは…ヘトヘトで意識も朦朧となった状態でベトナム語が飛び交う手術室に運ばれ、手術台に横になった時は本当に本当に不安な気持ちでいっぱいでした。
それでも、最後の最後に無事お腹の子が出てきてくれて、元気な産声をあげました。
その瞬間、自然と涙が溢れ出て、丸1日かかった出産が終わった安心感でいっぱいでした。
そして、私の胸の上に赤ちゃんが置かれた時は、麻酔の影響で腕が動かせず抱きしめることはできなかったけれど、本当に本当に可愛くて、言葉になりませんでした。本当に自分の子なの!?と何度も確認したくなるくらい。愛おしい気持ちでいっぱいになりました。
そんな壮絶な出産を終え、その直後から待ったなしの初めての育児。
初めてのオムツ替え、授乳、ミルク作り、寝かしつけ…
入院中とは言えど、ベトナムだと(少なくとも私の病院では)聞かないと何も教えてくれないので、何度もナースコールをして、夫婦で試行錯誤しながら1日を乗り越えていました。
自分が母親になったという実感がはっきり湧いているわけではなく、まだ産後ハイが続いているだけかもしれないけれど、夜でもふと目が覚めて赤ちゃんがちゃんと息をしているか度々確認していました。自分たちで守らないと!という強い気持ちが芽生えた気がします。
そんな中、特に産後1週間辛かったのが心と身体のバランスが取れないこと。
目の前の我が子が可愛くて、ずっと眺めていたい、泣いたらすぐ抱っこしたいし、できるだけ早く母乳をあげたい、と心では母として我が子のためにしてあげたいことが沢山。
一方で、帝王切開をした産後の身体は言うことを聞かず、麻酔の影響から身体は動かしにくいし、傷は痛むし、母乳を作り始めている胸は張って痛かったりと、気持ちについていきません。
何もできない私の代わりに、破水した時からずっと付き添ってくれた夫がせっせと動いてくれて、赤ちゃんのお世話もしてくれました。とても支えになりました。
でも、そんな状況が悔しくて悔しくて。
自分でもよく分からないタイミングで涙が止まらなくなったりました。
これが一種の産後のマタニティーブルーなのか…
1週間経って、ようやく心と身体のバランスが取れてきたような気がします。オムツ替えして、授乳して、寝かしつけて。なかなか寝ない時はしばらく抱っこしたり、オルゴールを聴かせたり。1日の流れを掴んできました。
それでも、今までやったことがないことと向き合う日々というのは、疲れるもの。これからじっくり我が子と向き合っていくためにも、今必死に頑張りすぎず、ほどほどに、そして新生児期間の我が子の姿を目に焼き付けながら、夫婦で日々過ごしていきたいと思います。
まだまだ育児は始まったばかりですが、ひとつ言えるのは、出産を乗り越え、新生児から日々子どもと向き合っている全ての母親・父親は本当にすごい!尊敬しかない!ということです。
自分の親含め、周りにいる沢山の先輩たちに頼りながら、可愛い可愛い我が子のためにまた今日から頑張ろう!!