カープに救われた話
1か月前、急にストレスからなのか息苦しさや不安感に襲われるようになって会社を休職しました。
今まで出来た事が何も出来なくなり、電車に乗ることもやっとでお店でご飯を食べる事も難しくなってしまいました。
カフェで母とカフェラテを飲む。
そんな簡単な事も出来なくなってしまって、カフェで「ごめんね」と謝った時の母の悲しそうな顔が忘れられません。
そんな時、家で1人iPadを観ていた時カープの動画を見つけました。
恥ずかしながら私は所謂にわかファンといいますか、丁度カープが3連覇をしていた頃、新井さんが大好きで良く試合を観ていました。
関東圏だったので神宮にも見に行った事を覚えています。
今年新井さんがまたカープに監督として戻って来られたという事で楽しみにしていましたし、また試合を観にいきたいとも思っていました。ですが結局仕事の忙しさを理由に行くとはせず今に至ります。
カープの動画は丁度CSファーストステージ直前の時の物で、そこには明るい新井監督と選手達の姿がありました。
その新井さんの明るさは今の私にとっては光のようでした。
新井監督を中心に選手達が眩しい位に輝いていて、CSに向けて全力で戦おうとしてる。
そしてCSのファーストステージ。
真っ赤に染まったマツダスタジアムとその中で戦う選手達。秋山選手のサヨナラと喜びを爆発させる監督と選手達と観客席の皆さん。
その全てが眩しくて何度も何度も繰り返し動画を再生しました。
そこには以前私が観ていた頃と何も変わらない姿があった。
これがファンの方々が長年愛してきたカープなんだ。
こうしてファンが選手達を懸命に応援して負けてる時も勝ってる時も共に感情を分かちあって、嬉しい時はファンも選手も皆で喜び合える。
本当に眩しくて羨ましくて。
CS突破時、新井監督の行ってきますに行ってらっしゃいと返せるカープファン方々の優しさや暖かさ。
私もそのファンの方々の一員になりたい、と強く思いました。
それからiPadで今カープやマツダスタジアム、広島観光の動画等を観ています。
目標が出来たからです。
カープ戦をいつかマツダスタジアムで絶対に観る。
カープファンの友達を作る。
生の新井監督や選手の姿がみたい。
正直電車に長時間乗ることも出来ない、人混みも怖いと思っている私にそれが達成出来るのはいつになるか分かりません。
でも新井監督だって今期チームの最下位予想が多い中「よしやってやるぞ」と選手やファンの方々と奮起して2位になってCSも勝ち進んでる。
諦めなければ私にも出来るかもしれない。
今は毎日の様に泣いて、どうしようもない苦しさの中にいるけれど
いつかは関東のカープファンの方々とお酒を飲みながら観戦する事だって出来るかもしれない。
マツダスタジアムで最高の時間を過ごす事が出来るかもしれない。
広島には素敵な場所が沢山ある。
宮島にだって行ってみたいし、広島のカープファンの方々のお話も伺いたいし、仲良くなりたい。
新井監督や選手の皆さんやカープファンの方々の暖かさや明るさが私に希望をくれました。
大袈裟かもしれませんが私にとっては暗闇の中に明るい光が指したような気持ちでした。
絶対に諦めません。ゆっくりにはなると思いますがいつか必ずこの目標を叶えたいです。
希望と目標を抱かせていた感謝と
苦しい時にもこの目標を胸に前に進めるように
ここに残させて頂きました。