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池袋に残る宣教師の館:雑司が谷旧宣教師館

先日、推しのリアイベが池袋にあるharevutaiでありました。
物販を買うために早くに会場に来たのですが、
早く来ちゃうとイベントまでまあまあ時間があって暇なんですよね~

なので、池袋でいい感じの建築見れるとこないかなぁって探していたら
「雑司が谷旧宣教師館」という場所があったので行ってみました!


雑司が谷旧宣教師館の情報

開館時間

午前9時~午後4時30分

休館日

毎週月曜日(祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始

入館料

無料

所在地

〒171-0032、東京都豊島区雑司が谷1丁目25番5号

旧宣教師館までの道

今回は池袋駅から、雑司ヶ谷霊園を通って旧宣教師館に向かいました。


霊園の前に案内があった

霊園の道を通り抜けるということを初めてしたので、結構ドキドキでした…
写真は撮らなかったのですが、イチョウが見頃でとても綺麗な場所でした。

霊園を抜けて、雰囲気のいい住宅街を少し進むと旧宣教師館に着きます。
隣には教会があり、訪れた際は聖歌が聞こえてきました。

入口

外観

白と緑の外観が綺麗

雑司が谷旧宣教師館は木造二階建ての、カーペンターゴシック様式の意匠が入った建物です。
カーペンターゴシック様式を知らなかったので調べたのですが、
19世紀の北米のプロテスタントの信者の教会で流行った建築の様式のようです。
ここに住んでいたマッケーレブさんはピューリタニズムに基づいた宣教活動を行っていたとのことですので、地元の教会に似た様式を建てたということですかね?

玄関ポーチにゴシック様式の特徴がある

内装

模様の入った大きな窓や、つやのある格天井(格間?)などが印象的で
寒い日でしたが温もりを感じる綺麗な場所でした。

12月だからかクリスマスツリーが飾ってあった
装飾のついた暖炉
白が綺麗な広縁

こういった白を基調とした内装を見ると海外感ありますよねー
場所は全然違いますが沖縄のアメリカ住宅を思い出しました。

2階の天井

すごい洋風を味わっていた中で2階の天井を見たときは結構な衝撃を受けました。
なんと竹で格子が作られている格天井です。
自分は初めて見ました…

ドア

ドアや窓、階段の手すりなどに上記の画像のような特徴的な面取りがされていました。
これもカーペンターゴシック様式の装飾なのかな?

見学終了

以上で見学は終わりです!
今まで洋館とかには行ったことあるのですが、
宣教師館ということで宗教色もあり
ただの洋風建築とは一味違う感じもあってとても良かったです!

またharevutaiに来ることがあったら今度は別のところに行ってみたいですね

下からは屋根は見えませんでしたが、屋根オレンジなのかな?

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