240506 De×Ys感想
絶望と虚無である。
試合が終わってから丸1日、日々の生活に追われることで切り替えようと努めてはみたが、未だ薄暗い闇が果てなく目の前に広がっているようだ。広大無辺とかいう生まれてこの方使ったことのない四字熟語を齢40にして初めて使う機会があるとは。
まず、前提として言っておきたいのは、私は誰も責めるつもりはない。ヤクルトさんも横浜さんも選手、監督、コーチ、スタッフ1人残らず、全力を尽くした結果が6-5というスコアだったと思っている。
エスパーダさんを回跨ぎさせないといけなかったほどの中継ぎ事情の苦しさ。
土壇場で1本が出る筒香選手のメンタル。
土壇場の1本に対し準備が及ばなかったヤクルトさんの不足。
逆転可能な点差で踏みとどまった横浜さんの投手陣の粘り。
満塁のチャンスで1得点というヤクルト打線の物足りなさ。
横浜打線のチャンスメイク力。
その筒香選手が通用しなかったメジャーリーグという壁の高さ。
1つ勝つことの難しさ。
負けに不思議の負けなし、という言葉の重み。
色々なことが押し寄せてきた試合だった。
改めて筒香はすげえや、としか言いようがない。チコちゃんが一途に推すのも納得である。
試合結果に納得しているはずなのにそれでも、心の整理が追いつかない。未だ虚無である。
私は、かつおさんに笑顔で人生送ってほしいだけなのだ。ただそれだけなのだ。
ただ、それだけのことも叶わない憤りで納得できないのだ。
あと「肩は消耗品」という絶対的ルール上、リミットが近い可能性からくる焦りもあるのかもしれない。
ifは禁物だとわかってはいるけど、昨日パターンで勝利投手の権利が無くなった試合数えたら、かつおさんもう200勝してるんだよなぁ…あと何回このパターン見なきゃいけないんだろ…あと何回絶望で真顔になったままバスタオル畳まないといけないんだろ。
改めて言うが私は誰も責めるつもりはない。そもそもそんなことはかつおさんは望んでないような気がするし。「おれが完封しろよって話なので」となんかのインタビューで答えてるの見たし。
チーム方針として100球前後、監督の判断で交代のタイミングがある以上、中継ぎ陣の協力が必要になる。そう考えると、かつおさんの200勝てチームのプロジェクトになってるな。野手陣打ってくれないと勝てないし。
2021の援護率の数字トリックぶりは芸術的ですらあったなぁ…
取り止めのない愚痴っぽくなってしまったが、ファンとして望んでいるのはにっこにこのかつおさんである。その手段としての200勝だ。
私たちファンは、ひたすら応燕しながら、その瞬間を待ち侘びることしかできないのである。