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「悪役令嬢の中の人」25話前編感想殴り書き

すみません。最近はまっていまして…読んですぐのフレッシュな殴り書きを備忘録として残しておきます。
原作はポイントだけおさえて漫画完結したら見ると決めてる民です。ネタバレは自分から確認はしないけど、この作品に関してはされても特に気にならないと思います。

感想はネタバレの極致なのでじっくり読みたい人はおすすめできません。

王妃様―!!!

王妃様しごでき気高きお美し
よう考えたらこの人幼児期エミリアたん(エミinレミリア様)の善性見抜いてニコニコできるあたり、人を見る目もある信用できる方なんですよね。

あと、王妃様見てて思ったのですが、もしかしてウィリアルドはんのコンプの源流って王妃様じゃないかとも思いました。
例の下に見てた人間が優秀だとストレスだから、自分よりも確実に賢くない人がそばにいると安心するのって、いざとなったらおとんよりもしごでき優秀過ぎるおかんから生まれて跡継ぎとして国を率いていくプレッシャーとか。
あとおとん(国王様)が王妃に対して自分のようなコンプムーブしてるのを見て育ったのを引き継いじゃって…とか

地獄

今回の扉絵で前回のタイトル「インフェルノ」が腑に落ちた。このパーティ会場地獄だわ。
偽ピナちと取り巻きしてた4馬鹿と証拠捏造に協力したものにとってはだけど。

ロレーヌ子爵とドレリアス伯爵夫人大好き

地獄でも楽しければそこは天国みたいな子爵ブレねえwww
ドレリアス夫人も政治的な潮流の変化をおさえておきたい(楽しみたい)感じで椅子に座ってくつろいでみたいのいい!レミリア様に一枚噛んでよかったね!
ソーンさん不憫かわよ
エルハーシャ殿下がシルベストさんに何事か言ったのなんの伏線になるか楽しみ😊思いつかんけどできるだけ想像しないで楽しみにしとこ。

王妃様やっぱりカリスマ

双方の言い分聞く弁明会をしっかり仕切る王妃様やっぱりしごでき。
だってほんとはこれ国王の仕事だもん。
国王がピナち側についてた1話の時点で公平性はないから、国王はあの段階ですでにその資格を失っていたことになるのか

偽ピナちはうちは一族orコーディネーター説

「なんであたしが!」のところの偽ピナちの瞳がメラ…!てなる演出で写輪眼思い出した。
もしくはガンダムシードでキラが覚醒するシーン。
でもその種から生まれた植物って漂流教室の世界に生えてそうな気しかしないんですがそれは…

偽ピナちからもう目が離せない

前話から思っていたのですが、偽ピナちってこの段階で魔力とか相手の戦闘力とかを感じ取る力はない感じなんですね。多分鍛錬とかしてないし。

以前、草野仁さんが仰られていたのですが、ある程度鍛錬を積んだ実力のある手練れなら少し組み合えばおおよその力の差がわかるらしいです。
偽ピナちはそういう力の差を感じ取れるほど鍛錬してないから、魔族の皆さんがドン引きするくらい禍々しいオーラ出してるアンヘル兄ちゃんにも怯まないのか。納得。

ピナちの「罪の自覚がない」が最大のブーメランになってて草

あと嘘をつかずに都合の良いことだけ伝えるスキル持ってる偽ピナちやっぱり賢いなぁ。方向性絶対違うけど。これが咄嗟にできるあたり、初めてアンヘル兄ちゃんとお目通りしたときのレミリア様の敵である対の存在なんだなぁ。
でもそのレトリックに気づかれるあたり、ピナちの幼児性だし人間としての薄さなんだなぁ…
「その聞き方はズルい」て、そりゃディベートなんだからそんな聞き方もするよ。自宅警備員じゃないんだから…てここまで書いて思ったけどもしかしたら偽ピナちて転生前そうだったのかもなぁ。
中の人社会経験を積んでなさそうだし。
だからといって社会経験積み直すタイミングはたくさんあったよねとはなるから同情はできんけど。

アンヘルにいちゃんとウィルはん

アンヘル兄ちゃんウィリアルドはん見て余裕の悪顔!さすが魔王様!

あとウィルはんが待ってて言ってるのがエミリアたん(エミinレミリア様)の時点でアンヘル兄ちゃんと上に立つものとしての器の差が出てる気がする。
ウィルはんは本当のレミリア様を見ずに「エミリア」を追いかけてる。
アンヘル兄ちゃんはエミという大きな愛に包まれてどこまでも強くなれるレミリア様を好きになってる。この差はでかいのでは?

あと私ウィルはんが赤面してる意味考えるとやっぱウィルはんどうかと思うわ。
冤罪かけてしまったエミリアたんに謝罪の気持ちを持つでもなく、自分の失態を公然に晒された羞恥とか、もしかしたら巻き込んでじゃねえって怒りとか、エミリアたんへの弁明とか自己保身とかが先にくるあたり。
誰にでもあるずるくて姑息なところ。もちろん私にもある。だから私にもこういうところがあるっていう自戒として、ありがたいとすら思った。

ドレリアス伯爵夫人&やっぱロレーヌ子爵大好き

ドレリアス伯爵夫人好き。大好き。
もしかしたらこの国の勢力図変わるかも
→今自分は魔族との交易品を最初に扱い出したりして、貴族の中でも流行を牽引する立ち位置
→勢力図が書き変わった後、自分は国の中でかなり上の富と権力を握れる立ち位置にいけるかも
→その立ち位置が欲しい野心と、その立ち位置の人間にかかる責任プレッシャー諸々の重圧も理解し、すでにそれを感じている
→それでも自分はその高みに行きたいし重圧を跳ね除けてトップでい続ける自信もある
…というのが全部詰まった扇子“ぎゅっ”
→ドレリアス伯爵夫人が感じているその諸々を全部理解した上で、踊らにゃ損損で神輿を担ぎ神輿に乗る気満々なロレーヌ子爵
→やっぱりこの2人好きいいいーーーーー!!!
この2人と王妃が中枢にいる国はかなり盤石なのでは?
 ↑今ここ

偽ピナちとエミリアたんの対

ピナちの「バグ?」「運営何してんの?」というセリフが今までのすべての失敗の根底な気がします。偽ピナちはこの世界の人たちを全員ゲームの登場人物として操れるものと認識。
→この世界に生きている人も生身の人間として向き合い救っていたエミリアたんとの対比になっている。
そんな偽ピナちを見て、行儀のよくない商売人としてドレリアス伯爵夫人とかロレーヌ子爵とかと渡り合える百戦錬磨のはずのソーンさんが本気で理解不能な未知のものを目にしたときの恐怖と底知れなさを感じている表情がすごい。

ミザリーさんクリムトくんの肩押さえてるてことは、クリムトくんが我慢ならんてやんでぇプンスコ…てなってるのを抑えようとしたのか。
しかし、ミザリーさんも好き。研究好きのオタ気質で二人称は「君」呼びで眼鏡たれ目スタイルいい魔法使いの王族…好き…

クロードさん

4馬鹿の中でも大戦犯として定評のあるクロードさんですが、アンヘル兄ちゃんがレミリア様にプロポーズするときの表情が完璧すぎる。スマホの小さい画面で見るべきコマじゃない。単行本でちゃんと見たい。

アイロニーがすごすぎる

プロポーズのためにレミリア様の手を取るアンヘル兄ちゃんとかいう美の局地シーンを輝かせる演出に使われる、偽ピナちの頭の砕いた金剛石の飾りとかいう皮肉
顔のない群衆と同様に、顔のないモブ化する本来の主人公偽ピナちと唯一顔のあるレミリア様。
見開きページの白い群衆と対になるように浮き彫りになる黒いレミリア様とアンヘル兄ちゃん。

やっぱレミリア様すげえ

あとレミリア様やっぱ読み返してみるとすごい。
今回主にアンヘル兄ちゃんとピナちターンだったからレミリア様表情しか見れないけど…
終始、人間と魔族のお付き合いスタートの門出の場を壊したくないから洗練され尽くした貴族としての立ち居振る舞いで場を納めようとするも、変な喧嘩ふっかけられて困惑しつつアンヘル兄ちゃんに「突然」プロポーズされて驚いた
…っていうのを完璧に演じている。早くこの時の内なるレミリア様見たい。

とりあえずまとめたりせず時系列順に殴り書きしてみましたが、多分単行本になって読み返してみると色々もっと見えてくるものがあるんだろうなぁ…
5巻もまだ読めてないので楽しみ

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