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「プログリット」 〜英語力は変わるのか?〜

こんばんは、「アサ・リーマン。」です。
投稿を見ていただき、ありがとうございます!!

本日は、多くの方々が一度はお聞きしたことがあるであろう
あのサッカー日本代表のKeisuke Honda氏が広告アンバサダーを務められていることで有名な、英語学習コーチングサービス「プログリット(PROGRIT)」について、個人的な体験レビューを記載します。

あくまで中立の立場で、個人の正直な感想を述べております。
案件ではありませんので、ご安心ください。笑

この記事は、下記のような方々を対象に記載させていただいております。

・プログリットを今後受講するか悩んでいる方
・プログリットを知らないが、英語力向上に興味がある方

上記の方々にとって、少しでもご参考になれば幸いです!
それでは、内容に入っていきたいと思います。
流れ&内容は、以下のようになっております。


1. プログリット(PROGRIT)とは?

公式サイトの名前にある通り「英語コーチング」を提供しているスクールになります。
下記にリンクを添付しているますので、ご参考ください。

このスクールが、通常の英会話教室などと異なる特徴的なポイントとしては、
「コーチングに特化しているスクール」という点です。
具体的には、下記のような点が通常の英会話スクールなどと異なるかと思います。

・生徒1人にコーチ1人が伴走し、勉強法や勉強時間などの管理/サポートを行う点
・授業は提供しておらず、各生徒個人が独自のアプリなどを利用して学習する点

下記では、より具体的な内容について記載していきます。


2. 受講コース:ビジネス英会話コースの概要

私が受講したのは、最もポピュラーと思われる「ビジネス英会話コース」です。
言葉の通り、ビジネスシーンでの英会話力、特に「リスニング」「スピーキング」を伸ばすことに主眼を置いたコースになっております。

こちらのコースの概要は以下の通りです。
◾️受講費用
 ・約20万円/月 ※受講期間などによって多少変動

◾️受講期間
 ・最低2カ月〜 ※自分の場合は、2カ月間受講

◾️提供サービス
 ・学習用アプリ
 ・学習管理用アプリ
 ・週1回のコーチとのミーティング
 ・専用LINEアカウントでの英語学習の質問対応
 ・受講前後のVERSANT試験(効果測定)
 など

皆さんが1番気になる点は、やはり費用ですよね。
私を含め、平凡的なサラリーマンにとっては、「費用の桁、0が1個多くない!!??」というのが正直なところかと思います!笑

自分の場合、ありがたいことに会社からの補助などもあったのですが、とりわけ自分で全額支払う場合は相当な覚悟が要りますよね・・・
今回、私と同じ感情になった、そこのあなた様!のために記事を書きました。笑

1番気になるのは、「実際に効果があるのか?」だと思いますので、以降にそちらを記載します!


3. 受講〜卒業までの流れ

下記に、受講から卒業までの流れを簡単に記載します。

1番特徴的な部分は、受講中に週1回コーチとミーティングを実施することで、
「1週間の学習時間/内容を振り返り、次週の予定だてにフィードバックする仕組みがあるところ」です。

これが、英語コーチングスクールと言われる所以であり、短期間で結果を出すための肝となっている部分と感じました。

◾️受講前 (1カ月前〜)
・受講前面談
 ー英語学習の目的のヒアリング、口頭での英語力を図るテストなどを実施

・VERSANT (Speaking& Listning)試験受験
 ー受講前の英語力を測定するためのテストを受験

・課題図書を使った受講準備
 ー「英語学習2.0」の本を読んで、英語学習の論理を学ぶ
 ー「瞬間英作文」の本を読んで、英語学習

◾️受講中(2カ月間):以下のサイクルをずっと繰り返していく形
・専用の学習アプリを使用した学習
 ー瞬間英作文、シャドウイング、長文、単語など、さまざまな教材を含む学習アプリを用いて学習

・専用の学習記録アプリを使用した学習記録
 ー上記の学習時間を、専用の学習記録アプリに記録する
 ※2つのアプリは連動していないため、毎回学習した後に、自分で記録アプリを立ち上げて記録する必要あり。

・週1回のコーチとの定期面談
 ー固定の曜日・時間にコーチと定期面談を実施(約1.5時間)
 ー過去1週間の英語学習について振り返り(目標時間との乖離確認など)
 ー次の1週間の英語学習の目標設定(時間と内容)
 ー口頭での英語テスト(学習アプリで学習した単語、瞬間英作文などを口頭でテスト)


◾️卒業時(2カ月後)
・受講後面談
 ー今後のプログリットの継続意思を確認

・VERSANT (Speaking& Listening)試験受験
 ー受講後の英語力を測定するためのテストを受験



4. 受講の成果

ビジネスコースの場合、受講による英語力の伸びは、受講前後の「VERSANT」 (Speaking& Listening)という英語試験で測定されます。

VERSANTは、「より実用的な英語力を測定することを目的とした英語試験」という位置付けであると、私は解釈しています。
そのため、リスニングの音源をわざとクリアにしていていないなど工夫がされているため、私個人の感想を申し上げると、TOEICよりも問題の難易度が高い試験であると感じました。

まだまだTOEICに比べるとメジャーな試験ではありませんが、近年は多くの企業などでも英語力を測定するための試験として採用されてきているようです。

私は、2カ月間の受講前後で、この試験のスコアが「43→49点」に伸びました。
この1点の伸びの目安というのは、「母国語を英語とする国に滞在した際、1カ月で上がる点数」ということみたいです。
6点アップというのは、受講者の中で高い方なのか低い方なのかというはっきりしたところは分かりませんが(個人の学習時間にも依存するため)、当時のコーチ曰く、平均よりは高い方とのことでした。

ちなみに、VERSANTの各スコアと英語力の目安も下記に添付しておきます。
(私の英語力はまだまだですね・・・精進します・・・!!笑)

◾️スコアと英語力目安 



5. 良い点/悪い点/結論

私が考える、このサービスの良い点・悪い点・結論は以下の通りです。

◾️良い点
・学習アプリが比較的使いやすく、効率的に学習ができる
・コーチングを実施してくれるため、英語の学習習慣をつくることができる
・シャドウイングなどの録音音声を添削してくれるため、自分で気付かない発音の矯正効果がある
・短期間(数ヶ月)で実践的な成果を出してくれる ※個人差は大いにあり

◾️悪い点
・値段が高額で、コスパが良いとは言い難い
・アプリは使いやすいものの、教材の内容自体は他の本や動画で学習可能なものが多い
・コーチングに特化しているため、文法などの詳細は学ぶことができない
・学習アプリと学習管理アプリの連携がないため、使い勝手があまり良くない

◾️自分が考える結論
・向いている人
 ー金銭的な余裕がある人
 ー短期間で英会話力(リスニング・スピーキング)をどうしてもあげる必要がある人
 ー自分で英語の学習習慣を作ることが難しい人

・向いていない人
 ー上記に当てはまらない人

私の場合、学習効果は実感できたのですが、自分自身で学習習慣がつくれると判断したため、コーチングにそこまでの費用を払う必要がないと判断し、継続しませんでした。

ですが、英語力自体は向上しましたし、英語学習の論理・学習方法などの部分について、学ぶところもあったため、受講したことに後悔はしておりません。

結局は、目的によるということが結論かと思いますので、向いている人に分類されている方は、1度面談などを実施して、話を聞いてみても良いのでは?と思います。



いかがでしたでしょうか?
この記事が、1人でも多くの人に役に立てば幸いです。
それでは!

アサ・リーマン。

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