【Adobe MAXレポート】Adobe XD中心にAdobe MAX Japan 2017を楽しんできました。
2017年10月にラスベガスで行われたAdobe MAX。その日、Adobe Senseiを筆頭に、次々と発表された先進的なアプリケーション・機能の数々でSNSのタイムラインが埋め尽くされ、わたしたちにクリエイティブの未来を感じさせてくれたのは記憶に新しいです。
興奮さめやらぬまま、11月28日に開催されたAdobe MAX JAPAN 2017。業務の合間をぬって、パシフィコ横浜に乗り込んできました。
お目当て
わたしは普段Webデザインの業務に従事しています。現状、制作で主に使用しているのはPhotoshopなのですが、先日ついに製品版リリースされたAdobe XD CCがめちゃくちゃ気になっていたため、以下XD系のセッションをメインに参加してきました。
・伝言ゲームをなくしてデザインの質を高める!Adobe XDを使ったライブデザインのコツ
・事例に学ぶAdobe XDフル活用の極意。Photoshop/Illustratorとの連携から仕様書作成まで
「Adobe XD 101:明日から完全に使いこなす 基本操作から応用テクニックまで」と、ライゾマティクスさんのXDセッションも見たかったのですが、時間の都合上、ワークショップとかぶっていたため断念。(生放送のタイムシフトで見る予定)
あとは物販とか・・会場をフラフラして雰囲気を味わいたいなという感じで臨みました!
会場をフラフラ
パラグライダーのVR体験ブースがありました。VRビデオに関するセッションもあり、Adobeさんの注目度がわかります。一緒に行った人は体験してました!(私は時間がなく断念)
貂明朝が発表されましたが、ここでハッシュタグ付きでツイートすると缶バッジがゲットできます。貂ちゃんかわいい。
これすごく楽しかったです。そして大きい液タブ欲しい。
セッション:伝言ゲームをなくしてデザインの質を高める!Adobe XDを使ったライブデザインのコツ
ここから当記事の本題です。Adobe XDに関するセッションを聞いてまいりました。Sony インタラクティブエンタテインメントの池原さんによる、立ち見が発生する大人気セッションでした!
当日聞きながらツイートした内容はこんな感じです。(立ち見だったためあまり残せず)
架空のパン屋さん(すだぱん)のモバイルWebサイトをリニューアルするという想定で、XDでリアルタイムに実演。(ライブデザインと仰ってました)
登壇された池原さんが、当日の資料を展開されています。
ゲームに携わられている方ということもあり、聴衆を巻き込んで、多数決により結果を分岐させたり、そもそもプレゼン資料がXDで作られていたりと遊び心が満載だったのですが、XDのスピード感を目の前で体感することができました。
セッション:事例に学ぶAdobe XDフル活用の極意。Photoshop/Illustratorとの連携から仕様書作成まで
こちらは前セッションが終了後すぐに並び、見事最前列をゲットしました。HOME'Sなどで有名なLIFULLの田中さんによるセッションです。
前セッションでも言われていましたが、XDはWebデザイン制作のワークフローにおける中心になるアプリケーションということです!XDの強みはそのスピード感と共有のしやすさ。企画・ラフ段階からXDでモノをつくり関係者の意識を合わせていき、フィードバックも共有機能で楽々、詳細なデザインにまで落とし込むことが出来るという…!
LIFULLさんは一年間でブランド移行を完結させるプロジェクトを完遂させましたが、その際Adobe XDが活躍したとのこと。
あらゆるアプリケーションがXDで置き換わります。XDの学習コストの低さも導入メリットとして語られていました。
指摘箇所がわかりやすい、修正の履歴を残せるなど赤入れツールとしても優秀とのことです。
具体的な事例を元にメリットを説明されていて、XDをどのようにプロジェクトで使っていけばいいか?イメージできるセッションでした。
Adobeブースにも突撃
セッションを聞いてる最中や、普段使う中でわからないことを、AdobeのブースのWeb(XD)に質問しに行ってみました。セッション直後ということで多くの人が集まっていました。
とりあえず直近で気になっていたことは解決できたので満足。今後も毎月アップデートされていくということで、これからに期待です!
ロードマップも公開されていました。
https://www.designernews.co/stories/89758-ama-whats-next-for-adobe-xd
振り返り
Adobe XDについて色々知ることが出来、またクリエイターのみなさんの熱量を感じることができました。参加して良かったです!
とにかくXDについて印象に残っているのは、製品として「速さ」を最優先していること。また、AdobeアプリケーションのWeb制作は今後XDが中心になっていく方針であるということです。
発展途上であり、欲しい機能なども色々ある現状ですが、これからも進化を続けて業界のスタンダードになっていくのが楽しみだなと思いました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おまけ
スニークタイムも楽しんできました。
以上です!楽しかったです♪
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