父との向き合いの中で
わたしが得たもの。
意識の場所。
意識がどこにいるか。
意識を意識して掴む感覚。
日常に埋もれる意識が
常にどこにいるかの意識。
その感覚を捕まえるのを
父は待ってくれている。
そんな風に感じた。
ちゃんとキャッチできた。
それをもっともっと
じぶんに根付かせていく。
これからの生き方に。
昨夜、お風呂につかりながらそう思った。
✳︎
午後、父は逝った。
やっぱり待ってくれていたんだ。
きっと父とわたしで交わした約束だったんだね。
これからは常に共にあるね。
お母さんとも一緒だね。
ありがとう。
お父さん。