配信を楽しむためにLeague of legendsに潜入してみたので共有したい②

前回初めてnoteを書いてみたんですが興が乗りすぎちゃって配信見るためにって言ってんのに随分なテキスト量になっちゃったので、ちょっとあっさり目に書くことを意識したいと思います。無理でした
というわけでまずは前回の文を整理させてください。


前回のまとめ

・LoLはキャラ育成スピードラン
・序盤のレーン戦はお互い邪魔しながら自分だけ育ちたい
 (その攻防がみどころ)
・定期的に拠点にワープするのは買い物(装備強化)のため
雑にまとめるとこんな感じですね。気になったら読んでみてください。
というわけでここから続き、ちょっとキャラが育ってきてからのご説明、
の前にLoLの全貌を把握する事は不可能ですという話。

そもそもLoL覚えられるわけがない説

そもそもですね、24/11/10時点でLoLで使えるキャラクターは169体居るらしいです。で、各キャラクターがスキル1(Q)、スキル2(W)、スキル3(E)、アルティメットスキル(ウルトとかRとか)の4つの技と、パッシブスキルというキャラ固有の特性を持っており、さらに基礎体力や移動速度、物理攻撃(AD)主体なのか魔法攻撃(AP)主体なのかといったステータス値も異なります。
まぁ覚えられるわけが無いですよね。
ある程度使われるキャラは流行りや人読みで絞られてるとはいえ、大会やカスタムで最初にBAN/PICK(キャラクター選択)してるのは本当に何を基準に良いとか悪いとか言ってるのかわかりません。私の知識はその程度です。
わかったら面白いんだろうなーと思う反面、その理解に至るまでのコストを考えると雰囲気とかコメントの反応とかでうっすら分かった気になっておけばいいかなと思ってます。

前回の続き キャラが育ってきたら

前回序盤のレーン戦の流れまで書きました。
レベル/装備が少しづつ育ってくると、経験値/ゴールド素材でしかなかったミニオン君たちに新たな仕事が発生します。
それが何かというと、タワー削りとそれに付随した囮役です。
なんとこのゲーム、実はスタートからゲームエンドまで、この脆弱なミニオン君たちはプレイヤーの傍らで常に自軍リソースの一つとして重要な役割を果たし続けるのです。
最終局面、敵ネクサスの目前まで攻め込めたとしても、仲間ミニオン君がいなければすごすごと引き返すしかない・・・そんな事もあるのです。
あれ?このまま進めば勝てそうなのに何で逃げるの?みたいな場面は、結構こういう局面だったりします。
そんなわけで、中盤からはミニオン君達をいい感じにコントロールするというタスクを常に抱えたまま、集団戦などに入っていくわけです。
(ちなみにミニオン君は一定間隔で決まった数がまとまって沸きます。この一つの集団を「ウェーブ」といい、ひとかたまりで扱う感じになっていきます)

なぜそうなるのか。ネクサスを破壊する前に、タワーを破壊する必要があるからです。
こんな記事を読んでみようと思って下さる方ならタワーが何かは大体わかっていそうですが、タワーとはレーン道中に生えてる巨大な石像の事です。
こいつを手前から順番に破壊していかないと、ネクサスを攻撃する事は出来ないのです。手前のタワーを無視してこっそり忍びこんでネクサスを破壊するということはシステム上許されていません。
なのでとにかく勝つためにネクサスまでの道を開く必要があり、道中のタワー3本を破壊せねばなりません。
その方法はというと単純で、ただひたすらぶん殴るだけ。
ですが、タワーには自衛機構が備わっています。自分の周辺に敵ミニオンやプレイヤーが入り込むと、シャレにならない威力の攻撃をぶっ放してくるのです。
ここでミニオン君たちの出番です。攻撃間隔はそれほどでもないので、ミニオン君たちを阻む敵ミニオンやプレイヤーを排除し、タワーまで導いてあげれば、彼らは無謀にもタワーに攻撃を仕掛け、雀の涙ほどダメージを与え、お返しにHPの半分以上が消し飛ぶ反撃を貰い、散っていきます。
このカミカゼアタックを何度も繰り返し、タワーを少しづつ削り、破壊するのです。
タワーの攻撃対象判定の優先度は
範囲内で味方プレイヤーに攻撃を与えたプレイヤー>ミニオン>プレイヤー
となっていて、タワーの範囲内で敵プレイヤーにダメージを与えると最優先でタワーが自分を攻撃してくるためとても危険です。
その危険を顧みずにタワーの範囲内に突っ込んで敵プレイヤーを倒す動きを「タワーダイブ」と言います。
リスクが高く、成功するとかっこいいので、タワーダイブが成功すると結構沸きます。かっこいいので。
が、普通はミニオン君を囮に、彼らが息絶えるまで自分も一緒にタワーを殴ります。無難です。ミニオン君が死滅したら次は自分の番なので、そうなる前に範囲外へ逃げ、次ウェーブのミニオンくん達がせっせか到着するのを待ちます。
こうしてお互いタワーを折り前線を押し進めるのがレーン戦の大体の流れとなります。
ちなみに、この段階でもCSはずーっと大事な要素です。
金はあればあるに越した事はないので、一生CSに取りつかれるのです。

ドラゴンだのヘラルドだのバロンだの

さて、このように各レーンのミニオンの流れをコントロールしている間にも、新たなタスクがどんどん発生していきます。
倒すと特殊な効果が得られる、中ボスみたいなモンスターが沸くのです。
単純に倒せば倒すだけ自軍が有利になるので、出来れば倒したいのですが、相手も同じことを考えています。
そして、この中ボスたちは「トドメを刺したチームが倒したことになる」のです。
私たちが5人掛かりでボスのHPを削っても、最後の最後、一発ポコっと敵に殴られて倒されてしまえば、敵チームが効果を獲得します。
「スティール」アナウンスが虚しくサモナーズリフトに鳴り響きます。
こうならないために、周辺警戒を怠らず、出来る限り短時間で倒しきれるように準備をして臨む必要があります。となれば、当然複数人で向かう事になうでしょう。
お互い譲らなければそこで戦闘が発生します。勝てればいいのですが、負けてしまうと大勢の死者とバフで強化された敵集団が残ります。
しかも、その間もレーンのミニオン達はせっせと前線へ向かい、そして散っていくのです。タワーまでたどり着いていれば、雀の涙も茶碗一杯くらいにはなっているかもしれません。
そうした盤面全体の状況から、あえて取りにいかない、ギブするという選択も生まれてきます。
このゲームは敵を倒すゲームでも、ドラゴンを倒すゲームでもなく、ネクサスを破壊するゲームなのです。
相手がそのバフをとるために3~4人の人員を割いているなら、その分敵がいない空いたレーンでしっかりファームをし、タワーを折ってネクサスに近づく。そういう戦略も見ていて面白い部分ですね。
で、この中ボスたちを倒すと得られる効果をざっくり説明しておきますと

  • ヴォイドグラブ:一度に3体、合計6体まで出現。取った数に応じてタワー殴った時に追加ダメージがつく。5匹以上取れるとなんか出る

  • リフトヘラルド:タワーにぶちかましして大ダメージを与える召喚獣を呼び出すアイテムを獲得できる

  • ドラゴン:6種類くらいいてランダム出現。それぞれ個別のステータス永続バフ。チームが4体目のドラゴンを討伐すると効果マシマシバフが付く。4体目は取らせないように頑張るのはそれが理由

  • エルダードラゴン:上記4体目のマシマシバフが付いたら次に沸くドラゴンがこれに代わる。よくわからんけどすごい火力バフっぽい

  • バロンナッシャー:一定時間、自分の周りのミニオン君たちがバキバキに仕上がって強くなる。肩にちっちゃいダンプくらいはたぶん乗ってる。

ということで、目の前のCSを取ってレベル上げ/ゴールド集めを怠らず、タワー・ミニオンの状況を見てタワーを折りにいくのか判断、次にどのボスがいつ沸くのか、沸いたら倒しにいくのか、そこで会敵したら倒せるのか判断、戦うなら戦闘に間に合うように移動もすると同時進行タスクが増えました。そして、このあたりから最終的にどうネクサス破壊まで持っていくか、という思考も必要になってきそうです。
当然私くらいになると、「俺は今何をやっているんだ?何をしたらいいんだ?」となるのは必然です。
岡目八目とは言いますが、配信見てても次何するのが正解なのかわからんレベルです。
といいますか、結局のところ相手も人間なので、どう行動したところで100%の正解というのは無く、「それはどうだろう?」という判断が結果的に良い結果に結びつくなんていうのは無限にあるわけで・・・

最後に

ここまで意図的に対人戦・集団戦の説明を避けてきました。
なぜかというと、私自身が何やってんのかよくわかってないからです。
配信見てて一番盛り上がる所なのに、どのキャラがどういう技を使うのか知らないので、結果だけを見て盛り上がってます。
状況に応じて臨機応変に対応するプレイヤースキルこそが対人戦の醍醐味かなと思うので、よくわからんけど範囲攻撃がいっぱい当たったらウワー!と叫ぶし、突然HPが消し飛んだらウオオオ!!と叫ぶし、何らかの状態異常が発生したらエグぅ・・・と呟いていきたいと思います。

あと今気づいたけどインヒビターとかワードとか書くの忘れてたのでここに書いときます。
・インヒビター:ネクサスのちょい手前にあるやつ。敵インヒビターを壊せたら自分たちのミニオン君の中にスーパーミニオンとかいうつよつよミニオンが出てくるようになる。一定時間で効果は終わり、インヒビターも設置物の中では唯一再生する。
・ワード:キャラクターやミニオン君は視界を持っており、その周囲の状況がマップに表示される。誰もいなくてもその視界を得られる設置アイテム。要するに監視カメラ。
誰もいない所は視界がなく、敵がいてもわからないので、事前に敵がいるかチェックしておきたい所とか、ここにいる事が分かれば逃げれるな~みたいな所に置いたりする。

この記事が配信を見る際の一助となれば、あるいはLoLを始めようか悩んでる方の1ステップ目となれれば幸いです。

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