自分のこと。
私が2020年の9月末にBTSに出会って、光の速さでファンダムへ入会してから4ヶ月が過ぎました。
え、うそ。4ヶ月もBTSの事だけ考えてたってわけ?
こんなに熱量をもって推しているグループは初めてなので、
拙いだろうがどこかに書き留めておきたい気持ちになったので、noteをつくります。
BTSについて書いたものだけ読みたい方はどうそスルーしてください。
BTSに出会うまで私にどんな推しがいたか。
それを書くことでちょっとだけ私のオタク歴史が分かるかもしれません。
何年か前、私は舞台俳優さんのオタクでした。
あるアニメ作品の実写舞台で出会ったその人は、おおよそイケメンだらけである、いわゆる“2.5次元”の世界では“怪優”として有名でしたが、実際はとても容姿端麗で物静かなイケメン俳優さんでした。
1ヶ月に1作品をこなす彼は売れっ子で、地方住みの私も月に1度東京まで行って舞台をマチソワ※1観劇してまた帰ってくる生活をしていました。
※1マチネ(午前公演)とソワレ(午後公演)を1日でどちらも観劇すること。この場合、マチネとソワレは同じ公演、もしくはマルチキャスティングであれば、キャストが変わる場合もある。
ある日、彼は体調を崩し一旦、舞台を降ります。
ラストの舞台はもちろんマチソワ最前列で観劇し、大号泣をして見送りました。
それが私が彼の舞台を観た最後になりました。
私の、はじめての推しであり、唯一「降りた」推しでもあります。
その後、私はダンスボーカルグループのオタクとなります。
平たく言えば日本の男性アイドル、なのですが、彼らやその事務所があまりその言葉を使うのを好んでいないようなのであえてダンスボーカルグループ、と言うことにします。
私の唯一のオタ友が布教してくれたグループのピンク担当の子に私は落とされました。
CDを買うとサイン会に参加できるらしかったので、なんとなくこの子かな?と思ったピンク担当の子のところに行ったのですがその子は私を見るなり
「はじめまして!今日は楽しんでくれた??」
と、満面の笑みで私に話しかけてくれました。
はじめまして?はじめまして?こんなに何百人ものファンがいる中で私がはじめましての相手だと分かるの?
ファンの顔覚えてるってこと…?
私がアイドルとは何たるか。を知った出来事でした。
のちに友達に話すと、
うん!顔覚えてくれるから!
と当たり前だよって言うような返事が返ってきました…
そのグループはその後解散をしてしまいました。
ピンク担当の彼はソロ活動をしています。
歌と演技が抜群にうまい彼の活躍をそっと見守っています。
その後、何組かのグループを推してきましたが、解散、脱退が繰り返され、あるメンバーは脱退してからグループの事について個人的に暴露したり、あるメンバーは脱退理由を一切明確にしなかったり。
また、日本のグループの供給の少なさに寂しくなったり。
固定の友達はいるのですが、友達を増やすことができなかったり。
そんなことがあってオタクをする事にとてもとても疲弊していたと思います。
そこにやってきた2020年。
現場がない。
どうしてこうなったのだろう。
私は何をしてるのだろう。
なぜ推しに会えないのだろう。
ずっとずっと苦しかった。
そんな時に私の光になったのが
BTSでした。
気づけばいつからか私のサブスクの再生リストにはいつもLightsがありました。
メンバーの名前も言えず、他の曲も知らなかったけど、
BTSが日本のためにリリースしたと知っていたその曲は
君の声は聞こえてる。
どんなに離れいていても届ける。
と、ずっとメッセージを送ってくれていたことを後から知って、私はBTSの沼に真っ逆さまに落ちていったのでした…
そして、人生で1番愛しする推しと出会う事になったのです。