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ハイヤーセルフとロウアーセルフ

▶ロウアーセルフ
『無視し続けているのはあなただろう?』

存在は知っていたのですが、繋がろうとしなかったのは私なのです。
そして、しっかりとご対面する時が来ました。

このロウアーセルフ、いったい何者なのでしょうか?
ハイヤーセルフとの違いは?

そしてその役割とは?について書いていきたいと思います。



魂の時間軸と目的

私が初めてロウアーセルフという言葉を知ったのは
〈魔術の教科書:マット・アウリン〉という書籍の中でした。
陰と陽、ハイヤーセルフだけじゃないよな!!そうだよな!!と
とても納得したことを今でも覚えています。

そして、その時に作った画像がこちらです。

魂の時間軸はこうなのだろう。
ハイヤーセルフは超未来の自分で、そこに向かっていくのだろう。

そんな風に捉えていたものの、じゃあロウアーセルフって?は置き去りでした。
ハイヤーセルフに向かうことが、私にとって最適だと考えていたからです。

そして冒頭の言葉です。
無視していたのは、私なのです。

▶ロウアーセルフ
『人は主観で見ていると言っているが、受け売りで自分を納得させてみていなかっただけだろう。その視点では、あなたの役割なんてわからない』
『ハイヤーセルフに魂の目的を聞いても無駄だ。なぜならば、私(ロウアーセルフ)しか知らないのだから』

なんですと!?


確かに、セッションでも聞いていましたが、「今」の魂の目的は聞けるけど、魂自体の目的(なぜ魂が成長しようとしているか?)は聞いたことがない。

私自身、今何をするべきなのか?を聞いても本当に現時点で何をするのか、は聞けるけど、なぜそれをするのか?それをしていくとどうなるのか?はわかりませんでした。

なんとなくの未来は予想できるけど、確定的な道は見えない。
そんなものなのだろう…そうとすら思っていました。

でも違った。目的を知っているのはロウアーセルフだったのか。


ハイヤーセルフとは

ちょっとおさらいがてら、ハイヤーセルフについてまとめます。

魂の時間軸から見ても、自分が成長しきった先がハイヤーセルフだと定義しています。
つまり、超未来の自分。

超未来から見ているからこそ、今すべきことなどがわかるんですよね。
全てを見てきたからこそ、展望し、俯瞰的視点で魂が通ってきた道を見ている。
必須科目以外の道を〈最善〉としているため、今の自分が違う選択をしても別にお咎めはありません。
違う道を通れば、ハイヤーセルフも変化するだけです。

現段階で、ハイヤーセルフの役割をチャネリングしてみると…
【未来から導くこと】が役割です。

ゴールはここですよ。その道はそっちを選択すると良いよ。
通ってきた道だからこそ、先導してくれる。そんな役割があるようです。

ロウアーセルフとは

では、ロウアーセルフとは何者なのでしょうか?
魂のスタート地点。そんな立ち位置にあります。


私は魂を主人と二つに分けておりますので、〈分かれて私が一個体としてスタートした地点〉がロウアーセルフの立ち位置です。

書籍やネットでは、ロウアーセルフは【ネガティブな自分】とか【根底の自分】とか【感情や欲望】と書かれていたりします。

どゆこと???

私の悪い癖です。
納得しないと、全く頭に入ってきません。

これが置き去りにしていた原因の一つでもあります。

『人は主観で見ていると言っているが、受け売りで自分を納得させてみていなかっただけだろう。その視点では、あなたの役割なんてわからない』
『ハイヤーセルフに魂の目的を聞いても無駄だ。なぜならば、私(ロウアーセルフ)しか知らないのだから』

先ほどロウアーセルフから言われたものです。
立ち位置とこの言葉を解釈すると、なんとなくわかるのが…

魂の目的
つまり、魂が成長しようとこの道を進んでいる理由は
魂のスタート地点であるロウアーセルフが知っている!
ということです。

今世で何を使命としていますか?
これはハイヤーセルフもはっきりとわかります。

しかし、私はなぜ魂を成長させているのですか?
この答えはロウアーセルフが握っており、ハイヤーセルフは把握できないのかなと思いました。

そして【自分】

▶ロウアーセルフ
『初心忘るべからずという言葉があるだろう。魂がスタートした。その時点で何を思っていたのか?
何を感じていたのか?何を望んでいたのか?
自分の基礎となる感情や意志を、持っているのが私(ロウアーセルフ)だ。』
『ハイヤーセルフばかり見ている、それは先々ばかり見て、ふるさとを忘れてしまうのと一緒だ。幼少期に過ごした場所というものは、成長しても記憶のどこかにしみついて離れないだろう。それは自分の土台となるものである。私(ロウアーセルフ)を無視するということは、土台を無視することと一緒だ』
『この上には木造建築しか建たないぞ、という基礎の上に鉄骨のビルを建てようとするほど、危険極まりないことはない。自覚せよ。』

つまり、ビルの高い場所から、地下のどっしりとした基礎が見えないように
ハイヤーセルフからはロウアーセルフの持っている目的が見えないんですね。

どちらも自分。
魂の成長は、ビルを作っているようなものなのかもしれません。

ロウアーセルフは基礎を固めており
ハイヤーセルフはどんなビルが建つか知っている。

それを作っているのが【自分】
ミドルセルフと言われるものです。

今、何をすれば良いのかわからない。
それはハイヤーセルフに聞いて答えてくれる場合がほとんどでしょう。

しかし、一定数の方は
【ロウアーセルフ】に聞かないとわからないかもしれません。
自分の基盤はどうなっているのか?
自分の魂の願いは?
自分は何がしたくて今を生きているのか?

高次の存在に目を向けても解決しない。
そんな場合は、自分の初心に耳を傾けることが大切なのかもしれません。

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