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見渡すかぎり春のみどり 英国旅行2016その4

2016.04.24
4日目 ソールズベリー-ロンドン

 朝食が八時からなのでのんびり起きる。選択肢にベジタリアン・ブレックファーストがあって、喜びいさんで選んだ。メニューはフライドフィッシュ、擬肉のソーセージ、ビーンズ、マッシュルーム、ベイクドトマト、スクランブルエッグ。

 ストーンヘンジ行きのツアーバスがどこに到着するのかいまいちわからず不安だったけれど、駅前からちゃんと乗れて、往復のチケットも買えた。
眺めがいいから上にあがれ、と運転手さんに言われて二階建てバスの二階のいちばん前に座る。なだらかな緑の平原がどこまでも続いていく感じ、ああこの景色が見たかったんだと、あらためて思った。バスはかなりのスピードでぶっ飛ばしていて、ちょっと怖かった。
 ストーンヘンジはザ・観光地で人が多い。日本語もちらっと聞こえる。風が強く、寒かった。ひらけていて、羊がたくさんいて、いい場所だった。

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 ソールズベリー市街に戻ってきて、ぶらぶら歩いた。日曜日は何もかもの営業時間が短く、失敗したかなと思っていたけれど、偶然にもお祭りの日らしくて(「聖ジョージの日」という横断幕が掲げられていた。聖ジョージの祝日は前日の4月23日だと思うのだけれど、詳しいことはわからずじまい)ラッキーだった。甲冑をつけた人たちの模擬試合を見物できたりして、面白かった。
 土地柄なのか、私が心細げに見えるのか、アジア人が珍しいのか、わりと話しかけられる。

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 ソールズベリー大聖堂はほどよく人がいなくて、静かでよかった。
 マグナ・カルタの現存する四つの写本のうち最も状態のよいものが保管されている、とのことで、ありがたがって見学したけれど肝心のマグナ・カルタが何なのか、わかっていない。あとからWikipediaで調べたけれど、やっぱりあまり理解できていない。

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 何かの企画で展示されていたのか、現代芸術らしきオブジェを見かけた。

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 あと、拷問具っぽい不穏な道具とか。

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 ブックマーカーがかわいかったので思わず買った。三位一体……

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 カテドラルのまわりのグリーンにはところどころ白いちいさな花がへばりつくように咲いている。こぼれているみたい。

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 ソールズベリーからロンドンへはサウスウエストトレインという鉄道に乗る。チケットはあっさり買えたけどめっっちゃ混んでいた。
 ウォータールーに着くので、そういや私、テムズ河って見たことあったっけな、と川べりを目指して歩いてみた。なんとなくお台場を連想する雰囲気。ショッピングモールのように並んでいる店のなかに「wagamama」という店を見つける。

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 今夜からは移動せず、同じホテルに二泊するので気が楽。フラットみたいでかわいいホテルだが、構造が不思議で迷う。

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