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城壁のある古都 西安旅行2019その3

2019.12.14
3日目 陝西省歴史博物館-大雁塔

 朝、地下鉄の駅へ向かうために環城公園を通り抜けた。地元の人たちがダンスの練習をしていて、伝統的な雰囲気の舞踊をしているグループとヒップホップみたいなノリのグループが至近距離でやっている。音楽が混ざって聞こえたりはしないのか……と大きなお世話なことを思ったりしたけれど、みんなとくに気にせず楽しそうだった。


 舗道に水で習字している人たちもいた。とても達者で、見惚れてしまう。

 陝西省歴史博物館は原則入場無料の事前予約制なのだが、外国人観光客はその手続きが難しく、当日入場券のためには長時間並ぶこともある、特別展のチケットを買えばスムーズに入れるかも、などの事前情報を得ていた。
 実際行ってみて、たしかに入るまでにちょっと手間取った。どうも窓口をたらい回しされていたような気配だった。中国語ができる友人が頑張ってくれた。

 しかし展示はすごいので、ちょっと大変な思いをしてでも見学する価値があると思う。
 とにかくすごい展示品が膨大にあって、紀元前がなかなか終わらない。歴史のスケール感が違う。

 お昼は近くに「美食城」という施設があるのを見つけて、行ってみた。フードコートだった。

 その後、三蔵法師が建立したという大雁塔へ。
 十層ある塔のいちばん上まで登るのはかなりハードだった(登った)。眺めはとてもよい。

 大雁塔の近くにはやけに躍動感のある三蔵法師や空海の一行、さらに李白や白居易など詩人や書家たちもいた。

 大雁塔から不夜城のあたりの通りはやたら電飾でギラギラしていて、面白かった。

 できたらさらに近くのお寺なども観光しようか、という話もしていたのだが、結構疲れてしまったので休憩することにして、またしてもスターバックスコーヒーへ。
 ここまで来てスタバ……とはもちろん思わなくもないのだけれど、異国の地でも勝手知ったる飲み物が出てくる安心感はかえがたいものがある。この西安のスタバで真剣オタクしゃべり場を繰り広げてしまったことも忘れがたい。

 夕ごはんは餃子を食べた。おいしい餃子をお腹いっぱい食べたのだが、三人ぶんでスタバのドリンク一杯ぶんと同じくらいの値段だった。安い……

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