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城壁のある古都 西安旅行2019その2

2019.12.13
2日目 兵馬俑博物館-西安城壁-回民街

 朝イチで名物だという「西安バーガー」こと肉夹馍を買いに出た。中身はみっしり肉なのだが、野菜の漬け物が挟まる菜夹馍というのもあった。西安の食べものは基本的には小麦と肉という感じなんだけど、友人たちがいろいろ気にかけてくれて肉が苦手な私もあまり食に困らずに済んだ。いつもほんとうにありがたい。
 バーガーはテイクアウトして、ホテルの朝食と一緒に食べた。ホテルのごはんは高菜が入った饅頭のようなものと野菜。やはりテイクアウトした棗の豆乳がものすごくおいしかった。

 この日のメインイベントは兵馬俑の見学だ。
 西安市街からは車で一時間くらいの距離なので、ホテルでタクシーを呼んでもらった。到着してタクシーを降りると日本語を喋れるガイドさんが待ち構えていて、そのまま案内してもらうことに。
 敷地がめちゃめちゃ広く、ガイドなしでまわるのはたしかに厳しいかも……という気もしたし、こまごま解説してもらえたのは面白かった。そういえば外国人観光客向けの各国語のパンフレットを見かけなかったような……?

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 兵馬俑は漠然と抱いていたイメージより一体一体のつくりが緻密だった。
 兵士・文官・将軍など職業や階級を装飾や表情で、年齢を体型で表しているのだそう。細かい。

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 途中、施設内のお茶屋さんで休憩する時間があり、いろいろな種類のお茶を試飲させてもらった。ライチ紅茶が甘くておいしかった。
 お土産用のお茶のパッケージもいちいちかわいい。

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 見学できる施設は三つなのだが、周辺エリアが広大で、入り口と出口の場所も離れていた。出口付近にはお店がたくさんあって、翡翠などが売られている。
 一大テーマパークという感じがした。

 ビャンビャン麺のお店に案内してもらったところでガイドが終了。
 郷土料理のビャンビャン麺は太くて平たい麺で、味以上に「ビャン」の表記にインパクトがある。字画が58画(諸説あり)もある複雑な文字で、中国で最も難しい漢字の一つとされているらしい。表示・入力できる環境も限られているとのことで、この記事でも表示できない。味はとってもおいしかったです。

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 いったんホテルに戻り、城壁の上を散歩をした。
 壁、といっても道の幅はかなりゆったりしていて、自転車も走れるくらい。歩いているだけでも楽しくて、一周してみたいという気分になる。
 旧市街側と新市街側の景色が違って、サイバーパンクっぽさを感じた。

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 鐘楼と鼓楼にも行ってみた。ライトアップされている。

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 三学街という一帯には西安碑林博物館などがあり、風情があった。書画骨董に関する店が多く、筆や紙がたくさん売られていた。
 屋台でザクロを買って広場で座って食べた。西安は東京よりかなり寒いとのことで、防寒にも気合を入れて覚悟して来たのだが、このときはわりと暖かくて助かった。

 夕ごはんは回民街という有名な飲食店街に出て、麻辣涼麺を食べた。
 路地に店がぎっしりという感じで、とにかく賑わっていた。お菓子の屋台もたくさんあり、柿子餅というのを買って食べてみた。食べ物はだいたいおいしい。

 お茶を飲んで帰ろうということになり、ホテルの周辺に何軒かカフェがあったはず……とうろうろするも見つけられず、結局スターバックスコーヒーに入った。
 ちなみにスターバックスのトイレにはトイレットペーパーがあった(なくて慌てることも度々あった)

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