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ArtBrutアールブリュ創刊号 noiseは芸術です!FREEDOM/BIS階段
ArtBrut=ジャンル関係なく世の中のさまざまなノイズを集めていこう!という趣旨の元に創刊しました✨この世のnoiseは何でもあり!いろんなものごちゃまぜて発信していきますのでどうぞよろしくお願いします👍
創刊号は、PEMAの本棚~月光通信マガジン~でもお馴染みの,PEMAさんの記事です。それではBis階段からスタートです😊
■■■ Bis階段 ■■■
BiS階段は、オルタナティヴ・アイドルBiSと、キング・オブ・ノイズの非常階段の奇跡のようなコラボユニットで、2012年11月18日、四ツ谷OUTBREAK!で行われたイベント「自家発電Vol.00」にて初ライブで実現した。BiSのメンバー脱退、加入などによりしばらく時間を置いたのち、2013年6月30日「好き好き大好き」(戸川純のカヴァー)のMVを公開。7月2日にUstream音楽番組「DOMMUNE」で正式に結成記者会見を行い、2013年8月7日にアルバム『BiS階段』を発売。
ちなみに、非常階段は戸川純ともコラボをしている。
主にBiSの楽曲に非常階段がノイズをかぶせるという形式で行われる。BiSのメンバーは白いセーラー服に眼鏡をかけた姿で登場する。ステージ上から豚の頭、臓物、生肉、鳥の足、イカ、生麺、パンティー、タンポン、謎の液体など様々な物が客席に投げ込まれ、CO2噴射、ギター破壊、スタンガン、バイブレーターなどを使った過激なパフォーマンスを行う。ライブ前には入場時に客全員に誓約書を書かせることもある。
そもそもコラボのきっかけは、Twitter上で非常階段のJOJO広重が「ももクロ階段」をやろうっていう話をしていたら、何人かが「広重さん、ももクロもいいけどBiSの方が合いますよ」ってツイートしたらしい。そこで、BiSのこと調べてみたら、音もパンクで、非常階段のノイズが乗っても違和感ないということでBiSのマネージャーの渡辺淳之介に話を持っていき実現した。
初音階段の海外ライブが好評で、イギリスの雑誌とレーベルから、「BiS階段のビデオはエクセレントだね」というメールが来たらしい。非常階段は海外の方が知られてるので、彼らは当然BiS階段もチェックしたそうだ。若い女の子たちが、ノイズをわかってパフォーマンスをするのは、海外のメディアからすれば信じられないこと。アルバム『BiS階段』はイギリスのWIRE、アメリカのSPINと言った音楽誌でその特異な音楽性が高く評価され、SPIN誌が選ぶ2013年のアヴァンギャルド・ベスト・アルバムの7位に選ばれた。
日本ではどうかというと、当時のBiSは新メンバー加入を経て、ニュー・シングル「DiE」がオリコン・ウィークリー初登場6位を記録したばかりで、上り調子のこのタイミングで非常階段とタッグを組むのは、さすがに商業的な自殺行為なんじゃないかという心配もあったが、やってみたらまったく違和感がなく、BiSのファンも非常階段のノイズをなんとか理解しようとしたそうだ。実際、ライブは異常に盛り上がった。
また、BiS階段のビデオで、スターリンやハナタラシとかをオマージュしているが、そういうのをすごく大事にしていた人たちが、茶化されたんじゃないかなって気持ちになるかもしれないと言う危惧もあったが、JOJO広重本人がやっているので、ムカついても言えない雰囲気があった。BiS階段はライブでソウル・フラワー・ユニオンや原爆オナニーズともコラボしている。
ソウル・フラワー・ユニオンとのコラボ
原爆オナニーズとのコラボ
2014年5月6日、渋谷WWWでのライブを最後にBiS階段は解散した。ラストライブでは、入場時に「当該コンサートの開演中にいかなる事故が発生し危害が加わろうと主催者側に何ら責任がないことを誓約いたします」と書かれた誓約書にサインすることが必須という不穏なイベントながら、会場は満員の観客で開演前から熱気に満ちていた。この日メンバーは、同時刻に東京・日本武道館でワンマンライブを行っているでんぱ組.incの楽曲をBGMにステージに登場。ライブはまず「nerve」からスタートし、早くもフロアは大きく沸き上がった。そして1曲目が終わると、続いて流れてきたのは同じく「nerve」のイントロ。曲が終わっても何度も「nerve」が繰り返され、BiSのメンバーはフロアにダイブしながら会場の後方まで観客の上を泳いでいく。7回目に「nerve」が演奏された際は、メンバーがステージ上に集まって休憩し始めるという一幕も。ラウンドガールのようにステージ上で演奏回数を知らせていた男性が13回目をアナウンスすると、BiSのメンバーが男性を捕まえて絵の具でグチャグチャにし、そのまま客席にダイブさせた。「nerve」の13回連続パフォーマンスを終えると、MCもはさまず後半戦に突入。「GET YOU」「ODD FUTURE」など非常階段の美川俊治が選曲したセットリストでライブは進行し、非常階段の強烈なノイズによって楽曲の持つパワーやエモーションが増幅していく。ちなみにこの日、BiS階段はでんぱ組.incのカバー「でんでんぱっしょん」を演奏したが、同時刻に日本武道館で行われたでんぱ組.incのライブではBiSの楽曲「IDOL」がカバーされていた。ライブが終盤にさしかかり「STUPiG」「primal.」といった人気曲が始まると、ステージから観客に向けて臓物などが投げ込まれる。謎の液体を全身に浴びて観客が狂喜乱舞するという地獄絵図を前に、メンバーはノイズをまき散らしながらギターを破壊。みんなでコショージメグミの衣装をバラバラに切り刻み、最後に「ありがとう!」と言い残してステージを去っていった。
最後に、BiS階段を実現した初期BiSメンバーのその後を紹介したい。
リーダーのプールイはアイドルユニットPIGGSを結成してまだアイドルをやっている。
ファーストサマーウイカは今やバラエティ番組で大活躍している。
テンテンコはDJ及びテクノ歌手をやりながらノイズもやっている。
コショージメグミはMaison book girlというアイドルグループで相変わらず炸裂。
カミヤサキはGANG PARADEというアイドルグループを経て現在はフリーランスの振付師。
ヒラノノゾミはアイドルグループBILLIE IDLEを経て、ななずと2人の新ユニット「おはなの」で、新曲「あまいキャンディ」をYouTubeで公開している。
by PEMA
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