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アメリカ妊婦|妊娠中期まとめ

前回の妊娠初期まとめに続き、今回は中期について当時の体調や心境の変化を記録に残しておこうと思います。初期は日本で過ごした日々でしたが、中期からはいよいよアメリカ生活もスタートです。


妊娠5か月(16~19週)

16週に日本での最後の妊婦検診を終え、17週に渡米しました。アメリカまでの約10時間のフライトは、ANAのエアサポートサービスのおかげで安心して過ごすことができました。そして、初めて胎動を感じたのも実は飛行機の中。思い出深いです。

到着して1週間ほどは時差ボケやホームシックと格闘していましたが、同時に早くアメリカで妊婦検診にかかれる病院の予約を取り付けたいと必死になっていました。

病院や保険の仕組みが日本とは異なるアメリカ。予約1つ取るのに何週間かかったことか・・・結局妊娠5か月中にアメリカで妊婦検診にかかることはできませんでした。

赤ちゃんのことが心配で胸がいっぱいでしたが、幸い体調に異変はなく、ただただ時だけが過ぎ去っていった日々でした。

特にこの時期はアメリカの医療制度について調べたり、妊娠や出産における日本との違いを調べたり、妊婦検診で使うであろう英単語を調べたりということに特に時間を費やしました。urine test(尿検査)という単語は、覚えておいて損はないです。

妊娠6か月(20~23週)

21週にようやくアメリカで妊婦検診を受けることができました。妊娠12週までに本来受ける血液検査は、日本では「アメリカで病院が決まったらそこで全部受けたらいいですよ」と言われ受けておらずの状態。そのことをアメリカの医師に説明すると、怒られました。「なんであなた何も検査してないのよ!」と・・・

妊娠初期に受けるべき血液検査を行うために採血をするとともに、高齢出産で流産履歴もあることからNIPT(新型出生前診断)も強く勧められて同じタイミングで受けました。

我が家では、どんな子であれお迎えしたいという思いが夫婦で一致していたたので、日本にいた頃はNIPTは断っていました。ただ、今回は事前に妊娠時期や出産時のリスクや配慮すべきことが分かるなら、と思い受けました。なぜ検査への思いが変わったかというと、アメリカの医師の勧めに圧倒されたからという理由だけです・・・

そしてふと気づいたのですが、このあたりでつわりはほぼ無くなっていました。便秘対策は継続して必要だったものの、眠りづわり&食べづわりは無く体調は絶好調でした。

また、この時期は日本とアメリカの違いを知ると共に、自分の住んでいる地域での妊娠や出産の情報収集に時間を費やしました。よりニッチな情報となるのでなかなか情報収集が進まず、フラストレーションがたまりました。

妊娠7か月(24~27週)

妊婦検診は1か月に1回のペースと説明を受けたものの、「あなたはハイリスクなのでコンサルティングを受けてもらいます。専門の病院に予約をして、次回検診までに済ませておいてください。」と言われました。そのため、結局毎週どこかに通院していたような感覚でした。

「コンサル?カウンセリングみたいなもの?」と訳も分からず指定の病院へ電話してみたところ、医師の言っていたコンサルティングとは、胎児の臓器と心臓をエコーで詳しく確認するというものでした。

最後の超音波検査は日本にいた妊娠16週だったので、2か月以上ぶりのエコーがとても嬉しかったです。やっと赤ちゃんが無事か確認できる!ちなみに、超音波検査はアメリカではultrasoundと呼びます。

アメリカの妊婦検診では基本的にエコーはなく、心音を確認するだけ。久しぶりの我が子はすっかり大きくなっていて、人間らしくなっていました。安堵でウルっときました。

妊娠中期まとめ

このころは胎動を感じる日もあれば分からない日もあり、エンジェルサウンズで毎日心音を確認して不安な気持ちをなんとか落ち着けていました。

アメリカ生活立ち上げに奮闘しつつ、妊婦検診の予約を取り付けたり、アメリカでの妊娠出産に関する情報収集をする日々で、妊娠初期とは異なりあっという間に中期が過ぎ去ったという印象です。

安定期とはいえ安心は全くできず、ベビーグッズを用意する気になれませんでした。実際に中期では何も準備していません。傷つきたくなくて、お腹の中で赤ちゃんが育っていることに、半信半疑だったんですね。

妊娠初期の不安との葛藤とはまた異なる葛藤が中期ではありました。言葉も文化も違うし、なによりアメリカでは自分からグイグイ質問しないと、医師側からエスコートして説明してくれるなんてあり得ない。医師が話すことをちゃんと自分が理解できているのか不安で、通院前後はいつもぐったり。ほんと、この時期の自分よく頑張った!自分で自分を褒めたい!褒めます!よく頑張った!

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、いつかどなたかのお役に立てば幸いです。


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