ビザ取得
海外駐在や帯同するには、ビザがないとはじまりません。今回は、人生初のビザ取得の流れや必要だったものについて、記録を残したいと思います。尚、渡米までの全体像はこちらの記事に纏めています。
パスポートの準備
ビザ取得の前に必要なのが、パスポート。私はすでにパスポートを持っていたので、有効期限の確認を行いました。駐在帯同期間中に有効期限が切れると面倒そうだなと思っていたのですが、幸い更新したばかりだったこともあり問題なさそう。有効期限の確認以外は特に何もしませんでした。
2024年1月時点、政府広報オンラインページによると、パスポート更新の申請は有効期間が1年未満となったときからだそうです。
また、外務省のホームページでは、駐在期間中にパスポートの有効期間が切れそうになった場合は、日本大使館または総領事館で更新手続きができるとの記載がありました。
駐在帯同期間中にパスポートの有効期限が切れそうな方は、あらかじめ更新手続きの時期や流れを確認しておくと安心かと思います。
ビザ申請手続き
夫の会社が申請手続きのお手伝いしてくださいましたので、ここはあまり参考にならないかもしれないです。ビザ取得までの期間は約2か月でした。全体の流れはこんな感じ。
夫の会社より必要書類の案内を受け取る
必要書類の準備
必要書類を夫の会社へ提出
夫の会社にてビザ申請書類作成
大使館にて面接
ビザ受領
ビザ申請に必要な書類
駐在者本人である夫と、帯同者の私では準備物が少し異なりました。駐在者本人は職務経歴書や大学卒業証明書などの英訳が必要だったようです。帯同者である私は不要でした。私が提出した書類はこちら。
Visa Stamp WrokSheet:書類作成に必要な情報(職歴などの個人情報)
パスポートのコピー
証明写真データ
戸籍謄本コピー
ビザ用の証明写真は、5cm×5cmのカラー、背景は白、頭部(頭上から顎の下まで)は25mm~35mm、眼鏡を着用した写真は不可などの指定がありました。渡航先により異なるかもしれませんので、ご自身で最新情報を確認いただくことをお勧めします。たまたま近所にビザ用写真も取り扱っている写真館があったので、私たち夫婦はそちらで証明写真を撮りました。
面接の前に
ビザ申請書類ができたら、次は大使館での面接です。このタイミングで戸籍謄本の英訳を夫の会社で作成してもらえたので、複数部印刷するとともに、データでも保存しておきました。のちにアメリカでの生活立ち上げで何度も必要となるので皆さんも戸籍謄本の英訳はぜひ重宝してください。
また、可能であれば駐在者本人と一緒に面接を受けることをお勧めします。面接での質問は主に何のためにビザが必要なのかという点なのですが、駐在者本人が答えてくれると一緒に面接を受ける帯同者はあまり出番なしで済みます。
いざ面接!
面接当日は必要書類をすべて持ち、予約時間より早めに大使館へ向かいました。大使館の入り口を確認してから、近くのカフェで予約時間を待ちました。帯同者である私の当日の持ち物はこちら。
パスポート
Form DS-160 確認ページ
証明写真
戸籍謄本原本、翻訳、翻訳証明
クリアファイル
大使館の中では迷うことなくビザ面接スペースにたどり着きました。というか入口の目の前がビザ面接スペース。個室とかではなく、銀行のカウンターみたいな感じの空間でした。
面接は基本的にすべて英語で行われます。私も一応夫の会社名や業種名、仕事内容、なぜ駐在するのかやなぜ私は帯同するのか、そして私は就労の予定があるのかについて、英語で話せるよう事前準備しておきました。過去の駐在帯同者さんのブログを拝見すると、帯同者も英語で色々話したよという方もいましたが、私が口を開いたのは「7years」のみ。ええ、そうです。結婚して何年かという質問に夫が言葉を詰まらせたので、私が答えたのです。面接官はグッドポーズをして笑ってましたね。
面接後、ビザのシールが貼られたパスポートが郵送され、無事ビザ取得となります。
さいごに
申請書類内容に誤りがないか、当日の持ち物に不備がないか、この2点を注意すればうまくいくと思います!今ビザ取得を前にドキドキされている方がいらしたら、無事ビザ取得に至ることを応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、いつかどなたかのお役に立てば幸いです。