アメリカ妊婦検診|NST(ノンストレステスト)
妊娠後期になると、グルコースチャレンジテストをはじめ未知の検査が次から次へと押し寄せてきます。「次回からNST(Nonstress Test)やるわよ」と妊婦検診で言われた際、「なにそれ?」状態だった私。今回は、アメリカでのNSTはこんな感じでした!という記録です。
NST(Nonstress Test)とは?
私の理解では、赤ちゃんがお産に耐えられるかを確認するテスト。さまざまなサイトにまとめられていたので、詳しく見てみましょう。
NSTはいつ実施される?
日本語で「ノンストレステスト いつ」と検索すると、妊娠34週ごろからと記載あるものや、36週、38週とまちまちです。妊娠後期の中でも妊娠9か月以降のどこかで実施されることが多いのでしょうかね。
日本にいたころ通っていたクリニックでもらった用紙には、妊娠37週の欄に「NST(胎児の状態確認検査)」というスケジュールが書いてありました。
一方英語で「Nonstress Test when」で検索すると、妊娠28週以降との記述が多く見られました。アメリカでは妊娠後期の8か月に入ったら検査を始める病院が多いみたいですね。
こんな感じで、日本とアメリカでは同じ検査でも受けるタイミングが異なったり、日本ではオプションの検査でもアメリカでは必須だったりと、違いがたくさんあります。
余談ですが、私は妊娠12週までに日本だと希望者のみ受ける検査を受けずに渡米してきて、アメリカの病院に妊娠中期で初診にかかった際、「あなた何もしてこなかったの?なんの検査も受けてないじゃない!今日全部検査するわよ!」と怒られました。(先生は怒ってるつもりなかったのかもしれなかったですが、迫力があり怖かったので、怒られたと思っています・・・)
初めてのNSTは妊娠32週でした
いつどのタイミングで受けるかは、人によって異なると思います。私の場合は妊娠32週で初めてNSTを受けました。そこから出産まで毎週NSTとウルトラサウンド(超音波検査)を現在進行形で受けています。
尚、私は複数の流産履歴があり、うち1回は妊娠12週以降だったため陣痛促進剤を使い経腟分娩で産声なき出産を経験。その際大量出血により、子宮動静脈奇形が起こり入院しました。そして今回の出産は35歳を超える初産ということで、日本でもアメリカでも「あなたはハイリスク出産ですからね」と言われています。なので、もしかしたら妊娠32週からNSTを受けたり、毎週NSTとウルトラサウンドを受けることは例外かもしれないです。
NSTってどんな感じ?
所要時間20分ほど、じっと座っているだけです。私のかかっている病院では写真撮影がNGのため、画像でお伝え出来ないのが心苦しいですが、緊張して臨まなくて大丈夫なタイプの検査です。
リクライニングチェアに座り、丸い機械を2つお腹に当てて過ごします。丸い機械は、クイズ番組で回答時にピンポン!と手をついて鳴らすアレのような感じ。丸い機械はマジックテープタイプのバンドで固定されます。
初回は「冷たい水を飲むと赤ちゃんが起きて計測しやすくなるから、ゆっくり時間をかけて飲んでね」と言われ、氷たっぷりの水を渡されました。2回目以降は氷水を渡されることはなく、計測終了までスマホを見ながら過ごしています。
計測結果はリアルタイムで紙に印刷されるので、医師はその紙を確認して「OK、正常よ。今日はもう帰っていいわ。」など検査結果を教えてくれます。
気持ちの変化
妊娠後期に入って行う検査が増えてきて、これまで漠然とイメージしていたお産がようやく自分事になってきました。
現在妊娠9か月後半。「予定日前に破水したらどうしたらいいんだろう?」「分娩の流れを頭に入れておかなくちゃ」「私はお産をやり遂げられるのだろうか」と今まで考えていなかったシチュエーションの想像が膨らみ、今は楽しみより不安の方が大きいです。
妊娠・出産って本当に奇跡ですね!
自分の親や、先輩ママさん方を尊敬します。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、いつかどなたかのお役に立てば幸いです。