アメリカ出産準備|搾乳機
以前「無料でGETできる出産準備グッズ」の記事でもご紹介した搾乳機。予定日約1か月前に無事届いたので、手続き方法や内容物についてレポートしたいと思います。
アメリカではなぜ搾乳機が保険カバーされる?
オバマ政権時代の政策の一環で、搾乳機や授乳カウンセリングなどの費用が健康保険でカバーされるようになったそうです。
しかし、トランプ政権になることで今後変化があるかもしれません。最新情報は、都度健康保険会社やかかりつけの病院などへご確認いただくことをお勧めします。
また、加入している保険により対象商品は異なり、カバーされる金額も異なります。一律全額無料で搾乳機をGETできるというわけではないので、ご注意ください!
注文方法
1. 加入している保険で搾乳機がもらえるかチェック
「breast pump [保険会社名]」でGoogle検索すると、保険会社の搾乳機に関するページがヒットすると思いますので、まずはそちらをご確認ください。breast pump=搾乳機です。ここで、搾乳機がもらえる条件などもチェックできると思います。
私の加入している保険では、「弊社の医療機器サプライヤーから搾乳器と消耗品を無料または割引価格で購入できる場合があります」といった説明書きがあり、医療機器サプライヤー経由で発注するという流れでした。
2. 医療機器サプライヤーを選択
多数のサプライヤーが対象で全てを細かく見るのは大変でした。そのため、搾乳機に特化していそうな6社ほどのホームページをざっと見て、Aeroflow Breastpumpsという会社から発注することに決めました。Yummy Mummyと迷いましたが、欲しかった搾乳機にバッテリーが付属されている(電源コードに繋いでいなくても、好きな場所で利用できる)点が決め手となり、Aeroflow Breastpumpsにしました。
6社のうち残り4社をなぜ選択肢から消去したか。4社のうち2社はYummy Mummyと品ぞろえや付属品が大差なかったので消去。残り2社はサイトがバグっている印象を受け、この時点で比較を続けるのが面倒になり消去。といった感じです。
3.搾乳機選定
ネットにあがっている先輩ママさんの情報を頼りに、以下3商品までまずは絞りました。
Medela:Pump In Style® with MaxFlow™ Double Electric Pump
Spectra:S2 Plus Double Electric Pump
Lansinoh:Smartpump 3.0 Lifestyle
保険で全額カバーされること、搾乳機市場で大手であること(改良され続けているであろうから良い製品が多そうと予想)、先輩ママさんの使用感想がネットにあがっていること(メリットデメリットを分かったうえで利用できる安心感)、を条件に選びました。
そして、家の中でしか利用予定はないのですが、持ち運びできないとコンセント近くでしか搾乳できないことがネックになりそうな気がしたので、ポータブル(乾電池でも利用可能、バッテリーがあり充電可能など)であることをその次の条件としました。
私が選んだのは、LansinohのSmartpump 3.0 Lifestyle。選定理由はこちら。
吸い口の乳首吸盤が3サイズ入っている(他2商品は1または2サイズ)
本体が重すぎない(700gほど)
たまたま購入しようと思っていた母乳パッドや乳頭クリームもLansinohだったので、母乳周りはLansinohで揃えると互換性を考えなくて良さそう。(母乳保存パックも検討をはじめていたところだった)
日本人に人気っぽい(ということは日本人の体に合う気がする)
Lansinohはアメリカに本社があるが、日本のピジョングループ会社。哺乳瓶がピジョンのものと互換性あるらしく、将来的にこの互換性が役に立つかもと予想。
4.発注
Aeroflow Breastpumpsのサイトで必要情報を入力すると、登録完了メールが届きました。必要情報は、名前・住所・出産予定日の他に、健康保険情報も登録しました。
ここで一つスムーズにいかないことがありました。登録完了メールが届いた直後に、「搾乳器の給付は授乳中の女性を対象としています。対象となる女性の情報を本メールへの返信にてお知らせください。」といった内容のメールが届きました。
登録時に性別を選択する箇所はなかったはず。指定された情報を全て明記して返信したのですが「お客様の保険ではあなたは「男性」として登録されています。」といった内容が返ってきました。
おいおいおい、なんでやねん。
私と夫の名前は少々ややこしく、アルファベットにすると1文字しか違いがありません。恐らくそこを見間違えられてるんだろうなと思い、「私は女だ。そして夫は確かに男だ。夫と私の名前はアルファベット1文字しか違いはなく、それはファーストネームの3文字目。もう一度よく確認してみてほしい。」と返信しました。
そうすると、「ごめんね、でも問題は解決されましたよ。」といったテヘペロな温度感のメールが返ってきました。問題っていうか、やっぱりそっちが確認ミスっただけじゃ・・・。やれやれ。アメリカに来てから手続きがスムーズにいかないことは日常茶飯事。日本に居た頃は「私が間違えたかな」とすぐに考えていましたが、最近では「相手がミスってるはず。私は間違ってない。」とまずは考え自己主張することに慣れてきました。
発送時期
搾乳機は出産予定日の約1か月前に発送されるみたいです。私が発注したのが予定日の約3か月前。発送開始の案内が届いたのが予定日約1か月前で、ほぼ予定通りに発送されたと思います。
発送開始の案内メールが届いてから実物が手元に届くまでは、2~3営業日だったと思います。出産前に無事商品が手元に届き安心しました。
発送状況は、Aeroflow Breastpumpsのサイトでも都度確認することができたのもGood pointです。(なぜなら、同時期に発注した無料粉ミルクサンプルは何の音沙汰もなく、そもそも発注自体がうまくいったのかすら分からなかったため)
届いた商品をご紹介
実際に届いた商品の写真を載せておきますね。記事を書いている現在はまだ産前のため、使用感想まではお届けできないのが少々心苦しいですが、どんなものが届くのかな?と迷われている方の参考になれば幸いです。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、いつかどなたかのお役に立てば幸いです。