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パラレルワールドではなく、サマータイムが終了しただけだった
「アメリカ生活1年目。目が覚めるとそこはパラレルワールドだった。」と本気で思い込んだ出来事が最近ありました。初年度はなんでも刺激的で面白いですね。ひとつの思い出として、記録しておこうと思います。
本気で時空を超えたと思いました
ある朝、夫が先に起床して寝室を出ていきました。いつものように「OK、Google、今何時?」と時刻を確認する私。「現在、11月3日、午前6時50分です。」と丁寧に教えてくれるGoogle先生。
「まだ7時前か。今日の予定なんだったかな・・・」なんて考えていたら、目が覚めてきたので起床。まどろんでいた時間は体感30分もないくらいでした。しかし洗面所で顔を洗い時計を見ると、8時10分。思ったよりまどろんでいたようです。
何気なくリビングのGoogle Homeのタブレットを見ると、7時10分。「ん?さっき時計見間違えたのかな?」と思いつつも夫におはようと声をかけ少し話をして、キッチンで朝食の支度を始めました。ふと炊飯器に表示されている時計をみると8時15分。
何かがおかしい。
私、さっきから1時間単位で時を行ったり来たりしている。部屋を移動するたびに時刻が変わっている気がする。スマホを見るとまた時は戻り、7時15分。
まだ寝ぼけてたこともあり、「こ・・・これは、ドラマでも見たことがある、自分だけが時空を超えてしまうやつでは・・・」と本気で思いました。
サマータイム終了は突然に
慌てて夫に「ねえ、今日何月何日?いま何時?」と聞きました。スマホで日付や時間を確認して教えてくれる夫は若干不思議そうな表情。
「時計を見るたびに時間が1時間変わるんだけど!」とやや焦りながら状況を伝えると「あー、サマータイム終わったんじゃない?」と冷静な夫。
ぽかんとしつつも、「サマータイム 終了 いつ」と検索してみると、まさにこの日が切り替えの日でした。
年末年始のカウントダウンばりに、もっと大げさにサマータイム開始&終了すると思っていたんですけど、こんなにもあっけなく切り替わるんですね。
家の時計で1時間誤差があったのは、ネットワーク接続している時計はサマータイムが反映されていて、電池で動くタイプの時計は反映されていない、というだけのことでした。
ところでサマータイムって何なのよ
サマータイムという言葉は知っていたけれど、日本で暮らしていたころは全く関係のない生活だったので仕組みや導入している理由は全く理解していませんでした。今後のためにと思い、せっかくの機会なので少し調べてみました。
夏時間[注 1](なつじかん、英: summer time[注 2]、サマータイム[2][注 3])または日光節約時間[4](にっこうせつやくじかん、米: daylight saving time (DST) [注 4])とは、1年のうち日中の時間が長くなる夏を中心とする時期に、日中の明るい時間を有効利用するため、時計を通常よりも進めることで、日が暮れる時刻を遅らせる時間制度、またはその時刻のこと[2][5]。典型的な実施例では、春に時計を1時間進めて[注 5]サマータイムに移行し、秋に1時間戻して[注 6]標準時に復帰する[6]。その結果、春頃に1日23時間の日があり、秋頃に1日25時間の日があることになる[7]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E6%99%82%E9%96%93
2024年のサマータイムは、3月10日から11月3日までだったようです。2025年は3月9日から11月2日までみたいですね。
今回はサマータイム終了のため、時間が1時間巻き戻っていたので遅刻などの心配はありませんでしたが、次回切り替えはサマータイム開始なので、うっかりしていると寝坊や遅刻してしまうので要注意ですね。
きっと私はまた寝ぼけてファンシーなことを言い出しそうなので、サマータイム切り替え日程は、カレンダーにメモしておこうと思います。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、いつかどなたかのお役に立てば幸いです。