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子どもとローリング療法

前回「子供に施術しません」と書きましたが、言葉が足りなかったのでローリング療法の目的を紹介しながら小児のローリングについてお話しします

1血液循環を改善し自然治癒力を高めるのがローリング療法の目的

なので、私個人としましては子供には「成長」という素晴らしい生きる力があるので内科的症状は軽症であれば「早寝早起き朝ごはん、適度な運動」で勝手に治していきます。しかし重症で「少し応援しないといけないな」と判断する症例には施術を施します。また、整形外科的症状の場合は症状に関係なく施術いたします。

2ローリング療法の効果はお薬のようなもの

ローリング療法を学ぶ者にしかわからない「十二箇条」という「ローリング療法の心得」がります。その中に「ローリングの効果は劇毒薬に等しい」という文言があるのです。風邪をひいたとき、いきなりきつい薬を飲むと耐性が出来て軽い効き目のお薬が効かなくなるということがありますよね。ローリングも同じだと認識しています。子どもは病気しながら病気に負けない免疫を作っていくのです。病気になるとつらいから予防接種があるのです。予防接種で病気を勉強して、病原体が入ってきたら戦えるのです。ちょっとの体調不良はそれこそ「寝たら治る」です。ただ心の疲れもありますから、そんな症状がありそうなときは、やさしくローリングして心を開いてもらって心の疲れを吐露してもらい、親御さんに報告して改善されるようにアドバイスします

3整形外科的症状は歪みの原因を探し出して体操させる

今や3歳から「スポーツ」です。低年齢の子どもには「スポーツ」よりは「お外遊び」がいいのですが「ゴールデンエイジ」に目を輝かせ、自分が出来なかった夢を子供で実現させようとする親御さんは少なからず・・・。今はだいぶんと運動指導者のセミナーなどがありますし、柔道でも幼児には畳の上ででんぐり返しなど「遊び」の中にさりげなく柔道の動きを入れるなど子どものスポーツ障害予防策を施した指導法、指導者も増えてきました。ですが試合前や受験前になると、そんな悠長なこと言ってられないと練習を重ね無理がたたり「痛み」が出てくるのです。そんな時は全身をローリングし痛む個所の「原因」を探し出し「原因から体を整えて」いきます。すると最後には痛みが消失、緩和されます。体を整えるには「体操」です。どんな体操をするのかは症状により様々ですがローリングで全身の筋肉をほぐしているので体操すば正しい姿勢となって痛みが消えるのです。もちろん体の中からの不調のサインも読み取り食事に偏りがないか睡眠は良くとれているかなどのアドバイスも一緒に行います。





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ローリング あさこ/ローリング療法師 蜷川 麻子
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