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プリグラ初心者によるプリグラ初心者向け立ち回り解説


・TFT&本家オートチェス未経験
・HSBG最高レート10000ちょい

というオトチェ初心者ですが、まともな立ち回りの情報がネット上に全くと言っていい程存在しないので解説記事を書こうと思った所存です。

レジェヒットは3番目/54戦で平均順位は約2.8位とまあ一般的な戦績ですが、初心者があの制限時間内で情報を処理しきるは難しいのでまあこんなもんかなという感覚。

とりあえず初心者が処理しきれる最低限の情報として
・基本の立ち回り
・覚えておくべき小技(強いユニット、装備など)
あたりを雑に解説します。
差がつくアドリブポイントも付け加えておくので、慣れてきたらやってみましょう。

諸注意
※初心者(最低限のルールは把握している)向けに書いていますので、細かいルールなどについては解説していません
※あくまで基本的な立ち回りの1つとしての提案であり、筆者もすべての試合で完全にこれに従ってゲームを進行しているわけではありません

基本立ち回り解説

目指すべきゴール

このゲームで基本的に目指す形は
・序盤はライフを維持しながらルピを貯め
・中盤である程度強い&終盤の受けが広い盤面を形成
・終盤で取れた強いユニットを中心に編成を整え
・最終盤は相手に合わせて編成を完成させる
ことになります。
これを念頭に置きながら各ターンの基本戦略について考えます。

各ラウンドの行動早見表

R1:雑にペア集め(初期手札☆2が3体の場合のみ全売り利子10獲得)
◎自動レベルUP 1→2
R2:利子10獲得(PUユニットが重なる場合のみ利子捨て確保orフリーズ)
◎自動レベルUP 2→3
R3:☆2 or PUユニットを中心に盤面形成/利子10獲得
R4:同上/利子20獲得(取れたユニット次第でレベル上げ&強盤面作成)
◎自動レベルUP 3→4
R5:利子30獲得
◎手動レベルUP 4→5
R6:☆3 or 4を中心に盤面形成/利子30獲得
◎手動レベルUP 5→6
R7:同上/利子30獲得
◎手動レベルUP 6→7
R8:同上/利子20獲得(余裕がある場合利子30獲得orレベル上げず)
R9:同上/利子30獲得
R10:受けを広く取るために雑購入/利子30獲得
◎手動レベルUP 7→8
R11:パワースパイクのラウンド/ハードリロールして強いユニットを中心に盤面を形成/利子は気にしなくて良い
R12~13:ユニットを重ねたりシナジーを考えながらボードを整える/コストは高いがレベルを上げることも検討
R14:基本は同じだが戦闘に負けてもライフが残る水準の場合は一度休憩して相手を見ながら落ちついて利子獲得を目指したりする
R15:整えるターン/ドロップした装備を見ながら最終盤面を考える
R16以降:相手に合わせて盤面を整える

各ラウンドの詳しい解説

・R1~R5(序盤)
序盤となるR5までは基本的にルピを貯めることを意識しましょう。
基本的にリロールはNGです。
ランクが低いユニットを重ねても瞬間的には強いですが、試合後半の勝負どころでは大した戦力にならないことが多く、リロールしてまで重ねる価値はありません。重なったらラッキーでそれを主軸に序盤を組み立てよう、くらいに考えておきましょう。
ルピを貯める戦略ですが基本的にR2から利子獲得を目指すことを考えます。
ペアをたくさん抱える戦略もありますが、R3でそれらが重ならなかったときのリスクがひどいことや、PUユニットや☆2の強いユニットには結局劣るので個人的にはかなり非推奨です。
R2の酒場でPUユニットが重なる場合は横次第で酒場のロックを考えます。またPUユニットが手元で重なったり強い☆2ユニットを複数抱えられる場合のみ利子を捨てても保持することを考えましょう(アドリブポイント1)
なお、R2で利子をもらうために売るユニットの数は初期で配られるユニットの☆2の数によって違います。
特に☆2が0体の場合1体を除きすべてを売却する必要があるのですが、盤面に空きがある時、勝手にユニットが出撃するというこのゲームの仕様上R1の間にある程度ユニットを売りさばかないと事故る可能性があります。
逆に☆2ユニットが3体いる場合はR1から利子を獲得することが可能なので、積極的に狙いましょう。

R3では強ユニットを中心に盤面を整えます。
強ユニットはとりあえず下記を覚えておけばOKです。
・PUユニットすべて
・☆2:シオリ、ヨリ

これらを中心にシナジーを発動させたりして盤面を整えます。
取れなかった場合もシナジーを考えながら取るか、次ターンにPUユニットが出たときに入れ替えてシナジーを発動できる受けを残した購入を心掛けます。また、確率は低いですがリンクシナジーが発動するときは、序盤だけ局所的にかなり強いので狙っても良いと思います。

R4では基本的に利子20の獲得を目指します。例外的にPUユニットが重なっていたり、レベルを上げて確実に戦闘が勝てる程ボードが強い場合は利子10でもOKです(アドリブポイント2)
勘違いされがちですが、このゲーム序盤は負けても基本的に問題ありません。なぜなら、序盤は戦闘に負けても被ダメージが少なく、また連敗ボーナスのおかげで獲得するルピに変化がないためです。
絶対に勝てるという確信があるならまだしも、勝てるかもわからないのに利子を捨てて少しだけ盤面を強くする行為は、結果的に中盤以降の行動を弱くしています。何度戦闘に負けようが最後にライフが1さえ残っていれば勝ちということを忘れないようにしましょう。

R5では利子30を目指します。だいたいドロップで2~4ルピもらえるので、戦闘開始時に28ルピ残しておけばOKです。
ルピ0ドロップはマジで運負けで良いです、体感2%くらいの確率。
小技ですが、戦闘後次の酒場が提示される前にレベルを上げるとそれに応じた確率で次のユニットが提示されます。R6では高ランクのユニットを中心に盤面を形成したいので、提示前にしっかりとレベルを上げましょう。

・R6~R10(中盤)
ここからはボードを整えながら終盤の受けを考えます。
取りたいユニットはとりあえず下記
・☆4全般
・☆3のPUユニット
カオリ>>>>シナジーを発揮する☆3>スズナ>アンナ、クウカ
とりあえずカオリだけは去年から変わらず最強ユニットなので、見たら絶対に取りましょう。
アンナはムイミの受けにもなるので、余裕がある場合やシナジーが発動する場合に確保。クウカは単体の防御性能が異常なので後衛が強いときには積極的に取るようにします。

中盤で分岐となるのはR8です。
多くの場合でレベルを上げて盤面を強くすることになるのですが、ここまでで戦闘に負けず強いボードを形成できていたり、ユニットを重ねる方が強くなりそうな場合は、レベルを上げずに利子30を維持する戦略もあります。
どちらに当てはまるか微妙なときは、先にレベルを上げずに酒場を見てから、レベルを上げるかどうかを判断するのでもOKです。
R9では多少ルピに余裕がある展開もあるので、その場合は利子30さえ残れば軽くリロールしてもOK、多分ここが初のリロールポイントになるはずです。次の戦闘がPvEなので損をする行動だけは絶対にやめましょう。
ここまで負けが込んでいて負けたらライフが0になってしまうという展開のだけはハードリロールも仕方ないですが、その展開はどうせここで足搔いても下位落ちの可能性が高いので、潔くリスクを受け入れてもいいかもしれません。

・R10~15(終盤)
このゲームで最も重要なタイミングです。
盤面が飛躍的に強くなる、いわゆるパワースパイクというタイミング。
☆4や☆5のユニットが多く酒場に並びます。☆5ユニットは見つけたらまずとりあえず購入しましょう。そこからシナジーを考えていきます。
どんどんハードリロールして大丈夫です、利子はこのときのために貯めていたので気にせずに放出してしまいましょう。
と言いつつ、ある程度盤面が整えばルピを保持するのも大切。ある程度保っておけば、レベル9に上げるという選択肢も生まれるためです。
ときにはユニットを重ねるよりシナジーを追加できる方が強いこともあります。
R14でライフに余裕がある時は特にルピの保持を考えても良いです。
R15がPvEなのでこの2ターンで多くの利子を獲得できます。R15の終わりにレベルを上げる場合は単純に☆5が出る可能性が高くなりますし、対面構築を組む場合もR15の間にしっかりと相手を見てから購入するユニットを考えることが出来ます。焦らずに最後の詰めに向けてしっかりと盤面を整えましょう。

・R16~20(最終盤)
特筆すべきことは特に無いですが、このあたりになれば対戦相手は多くても3人くらいだと思います。連戦の可能性が低いので次に当たる相手もだいたいわかりますし、しっかりと編成を見ていれば最後に残る相手もだいたいわかります。対面によって編成を移行できるように控えにメタユニットをストックしたりして柔軟に対応できるようにしましょう。余裕があれば相手の配置や装備まで確認できると完璧です。

覚えておくべき小技

強いユニット

雑に解説

☆2ユニット

・ヨリ
DPSがバグ。ストライカー自体は強いが他のユニットがそこまで強くないのでシナジーをうまく使えることは少ないですが、中盤まで腐ることはないので見つけたら雑に取って良いです

・シオリ
DPSがバグ。ハンターは最終構成でも強いので積極的に取りたいユニット

・ミソギ
アサシンが使いやすく、回避も場面によっては強く使えます。スキルが遠距離攻撃で性能○

・ユカリ
ランク1では強くないが、ランク2になるとバリアの対象が1→2体になって突然化けます。PU以外で序盤に取ることは少ないが中盤にランク2が拾えればかなり強いので念頭に入れましょう

・カスミ
序盤ユニットの中ではUBが破格に強いです。序盤だと横次第で単体性能だけで購入できるユニット。

☆3ユニット

・カオリ
世界最強。このゲームはスキルモーションが長いのでスキルを使わずに高火力で殴り続けるユニットはDPSがヤバいです。また、ナーフされて尚前衛最強のシナジーである一時無敵を持っており、クリスやシズルの受けにもなっているので、ほぼいつでも購入し得なユニット

・スズナ
このゲームのハンターは基本的にDPSが高い。回避シナジーが強いので、終盤でもハンターシナジー無しで単体運用する場合あり。

・クウカ
単体の防御性能がバグってることはステータスを見れば一目瞭然。ただし☆3が出現する頃には単体の性能で押し切れることは少ないので、購入は強力な後衛をまず獲得してからになりそうです

・アンナ
スキル範囲が最も広い。ということはネクロディムアックスで暴れます
ブーストシナジーを活かして最前列で初手UB発動で相手をごりごり削るなど戦略の幅が広いユニット。霊涙とも相性○

☆4ユニット

・リノ
ハンターはDPSが以下略。ランクが上がると対象が3→5→9と増えていくので積極的に重ねたいユニット。スキルの範囲が広いので、ネクロディムアックスが取れた時は特に暴れます。高確率で最終構成にいるTierSユニットの一角

・エリコ
タンク編成の攻撃の要。TPが溜まるのが速すぎるとスキルが発動しすぎて逆にDPSが下がります。射程2を生かして後ろから殴ったり、TP増加系の装備を付けないなどの工夫をしましょう。

・ニノン
スキル・ステータス・シナジーどれを取っても申し分無い性能。中盤で取れたらこれだけで戦闘で無双できることもしばしばあります。

・ジュン
タンク編成の要。こいつがいるだけでタンクの生存率が500倍くらい違う。精霊王の護石はとりあえずこいつに付けましょう。

・シズル
一時無敵がクリス受けになっており、スキルガードはソーサラー編成に対して対面構築を組みやすい等シナジーが優秀なユニット。単体で軸にはなりにくいが、受けの広いユニットなので迷ったら保持しておくと吉

☆5ユニット(全部強いので使い方難しいやつだけ解説)

・イオ
最初期のアリーナと一緒でムイミを誘惑したら勝ち(老害トーク)
ランクアップにより誘惑の人数は増えないので、構築次第だが、ランク1イオを2面立てるなどの立ち回りもありかもしれません

・キョウカ
火力バカ代表。対面のスキル防御が甘かったり、スキル威力UP系の装備が集まってる時は、シナジーを無視して最終編成に入れても強いです。一枚で盤面をひっくり返す能力があるので、終盤は常に択に入れましょう

・シェフィ
スキルによる能力の永続バフが非常に協力で、早めに取れると最強ユニットですが、出現の多くがR11以降になり、その頃にはスキルを打つ前に落ちてしまうこともしばしば。回避シナジーをうまく使ったり、紅天弓を装備して一方的に攻撃できる位置に配置するなど工夫が必要です

装備について

装備は基本的にアタッカーに集中させましょう。防具もアタッカーにつける方が良いことも多いです。というのもタンクにつけても、コストパフォーマンスが悪くなりがちだからです。
例外的に蒼輝の鎧だけは追加効果がタンクと非常に相性が良いので覚えておきましょう。

防具は特にアサシンに持たせると長い時間後ろで戦ってくれるのでかなり戦況が変わります。逆にアサシンにクリティカルUPを持たせても、コストパフォーマンスは悪くなります。

また装備の付け方で覚えておくと良いのがブラッドルビーヒールの付け方です。この装備はクリティカルを受けたときにダメージを無効にする=アサシンに対する非常に効果的な対策となります。後衛に装備させておくと、相手のアサシンの攻撃が一生0になる、なんてこともあり得ます。

その他小技

・常にログは開いておく
相手がどういう編成をしているのか常に把握しておきましょう。
戦闘画面への変遷前は開いて置くとロード中も見れるので○
ソーサラーの数やアサシンの数などを把握しておくと、配置やスキルガードの保持の判断ができるようになります。

・負けた理由がわからないときはダメージログも見る
誰がどれだけダメージを出しているのかを見れば自ずと必要なユニットや必要ないユニットがわかると思います。

・バッジは迷ったらハンター+
シナジー優先で良いですが攻撃速度UPはやはり優秀。
試したことないですが、序盤にタイプジェムが出た時は防御UPが強すぎてリンク+も強いかも……?

実は破格の性能

・なかよし部について
ぶっちゃけ弱いです。R2に揃うなら利子を捨ててでも揃えていい感覚。酒場からは☆2であるクロエの出現率が低いので、初手にクロエがある前提な気がします。またなかよし部は近接していれば強いのに、チエルがアサシンであるためどっか飛んでいくのがアンチシナジー、お前らちゃんとなかよししろ。
運用する場合は中盤までのつなぎとして使って、ランク3になったユニット以外売って最終盤面へ移行するという使い方が良さそうです。

・Tier表
現時点での自分の評価です。ご参考までに。
同ランクでは左の方が☆が低いキャラになってます。

・最終編成例
1位を取った編成例をいくつか紹介します。
獲得した装備や配置次第でだいぶ変わるので参考程度に。

さいごに

今回解説した立ち回りについてはあくまで、自分が行っている選択の1つであり、絶対的な正解ではないということは忘れないでください。

また強いシナジーについては今回あえて解説を行いませんでした。
これは今弾のパッチではどのシナジーもそれなりに強く、空いている編成を狙いに行くのが良い場合が多いためです。
状況に応じて強いと思う編成を柔軟に狙ってゲームを楽しみましょう。

それでは短くなりましたが今回はこんな感じで。

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