認知能力を伸ばすには…? 2
前回のつづき
人の話を『目で聞く』子になるために
大人ができることは?
まずは、
大人が子どもの話を目で聞く
ことです。
子は親の鏡
子どもは
大人の、とりわけ親の
マネをして成長します。
人の話を『目で聞く』子になってほしい…
そう願うのならば、
まず大人が
人の話を『目で聞く』姿 を
見せてあげましょう。
子どもが見ているところで
誰かと話をする時に目を合わせている姿 を
そして何よりも
我が子と会話をする時に
子どもの話をきちんと目を見て聞く姿 を
子どもに見せてあげます。
そして
大人がきちんと目を合わせて
子どもの話を聞くなかで、
・理解している時には、うんうんと頷く
・ちょっとよく分からない時には、首を横にかしげる
・おもしろい話には、笑う
・かなしい話には、悲しい顔をする
こういった
人の話を聞く際の
仕草 や 表情 を
子どもに見せてあげます。
さらに
大人から子どもへ
話をする時にも
大人が子どもの目を見て話をする姿 を
子どもに見せてあげます。
目を見て、聞いて
目を見て、話す
これを子どもの前で
大人が当たり前の姿として見せることで
子どもは、
「人の話は、目を見て聞くものなんだ…」
「人の話には、うなずいたり笑ったりするものなんだ…」
「自分が話をするときも、相手の目を見て話すんだ…」
と、
自然と大人の姿を見て学びます。
また、
大人が子どもの話を
目を見て、仕草や表情を見せて
聞いている姿を見せると、
子どもは
「お父さんは、僕の話をちゃんと聞いてくれる!」
「お母さんは、私の話を聞いて楽しそうにくれる!」
と
聞いてくれているお父さん・お母さんに対して
話をすることに安心感を抱き、
よりたくさん話をしてくれることに
つながります。
人の話を『目で聞く』子になるためには
まず、大人から。
大人が子どもに
話を『目で聞く』姿を見せてあげましょう。