“圧倒的” ってどれくらい?
昨日の
学習面における
圧倒的基礎 の話
では、その “圧倒的” ってどのくらい?
分かりやすい例が
計算のタイム
計算力を鍛える教材としては、
現在、主にこの2つを使用している。
プレ100ます計算 からは、
・くり上がりのないたし算
・くり上がりのあるたし算
山本塾の計算ドリル からは、
・たし算 レベル1
(くり上がりあり・なし混合)
ともに36問/枚の問題構成
特に 山本塾の計算ドリル は、
各レベルごとに
2つの目標タイム
○タイム と ◎タイム が設定されており、
○タイム
山本塾の算数の授業についていくことのできる
最低限のタイム
◎タイム
もうこのレベルには戻ってこなくてもよい
小学生が出せる限界レベルのタイム
子どもたちが
自ら目標を設定しやすいつくりになっている。
私が求める
圧倒的 のレベルは、
最低でも…
1問1秒
36問/枚の問題構成なので、
36秒以内
といったところである。
実際、
山本塾の計算ドリル の
・たし算 レベル1
(くり上がりあり・なし混合)
の ◎タイム は、35秒に設定されている。
小学校では、
1学期に
くり上がりのないたし算 を
2学期に
くり上がりのあるたし算 を
学習する。
なので理想は、
1学期が終わった
夏休み中に
プレ100ます計算
・くり上がりのないたし算 を 36秒以内
2学期が終わった
冬休み中に
プレ100ます計算
・くり上がりのあるたし算 を 36秒以内
1年生の学習がすべて終了した
春休み中に
山本塾の計算ドリル
・たし算 レベル1 を ◎タイム
を求めたい。
もちろんこれは
あくまでも目安であり、
個々のレベルに応じて
今その子が目指すべきタイムは異なる。
上で掲げた理想よりも
大切なのは、
毎日毎日
昨日の、前回の自分を越えること
この前の自分を越えることが
自分が
出来るようになっている
賢くなっている
という証である。
そのために
毎回プリントに
前回タイムを記入している。
理想はあくまで目安として心に留めておき、
この前の自分越えを果たした時には、
子どものことを
大人は
ぜひたくさんほめてあげてほしい。
子どもたちは
日々自分越えを目指して
本当に勝手によく頑張っている。