認知能力を伸ばすには…? 3
引き続き
人の話を『目で聞く』子になるために
大人ができることは?
それは…
子どもにとって面白い話をする
ことです。
面白い話をするって、
何を当たり前のことを
大層に書いてるんだ… と、
思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
大切なのは、
子どもにとって
面白い話 をすることです。
人は、
つまらない と感じる話を
ずっと聞いていられるようには
できていません。
大人であっても、
普段ニュースしか見ない人が
たまたまTVをつけたら
連ドラの第9話だったとしたら?
おそらくチャンネルを変えたくなるでしょう。
TVから流れてくる音声が
なぜか今日だけ全チャンネル
アラビア語だったとしたら?
おそらくTVを消したくなるでしょう。
逆に、
バラエティ番組好きならば
大晦日の夜は
ガキ使にチャンネルを合わせて
何時間でも飽きずに見ていたことでしょう。
『子どもにとって』面白い話とは?
子どもにとって
面白い話とは、
自分が興味のある話
自分に関係のある話
です。
このような話は
基本的には、
「ねぇ、聞いて!」と、
子どもの口からあふれ出してくるお話です。
なので
大人は聞き役に回ります。
しっかりと子どもに目を向け、
表情・仕草を示し、
時折子どもがはじめて出会う言葉を織り交ぜつつ、
「それで?」「それから?」と、言葉を返し、
会話の主導権を子どもに委ねて
たくさん話してもらう。
また
子どもの見つめる先をよく観察し、
子どもが
興味・関心を向けている先を
しっかりと見据えている大人であれば、
子どもにとって面白い話のきっかけとなる
適切な言葉をかけることが可能でしょう。
子どもは今どんな話をしたがっているでしょうか?
子どもは今どこに興味・関心を向けているでしょうか?
子どもの 今 を
大人がしっかりと見つめてあげましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?