読み書き算数
当スクールでは
毎日45分間、
『読み書き算数』
という時間を設けている。
宿題の時間とは別で設けている
紙と鉛筆で行う勉強時間だ。
45分間 という時間は、
小学校の授業1コマ分に相当する。
毎日、「今日はいつやるか?」を
子どもたち同士で話し合って決めている。
ちなみに
「毎日45分間やる」というのも
子どもたちが自分らで決めたことだ。
現在、
1年生から4年生まで
・最後まで座っていられない子
・終了時刻前から時計をきょろきょろ見て
時間を迎えるや否や、「時間だよ~」と声をあげる子
・「時間だよ~」と他の子に言われるまで
気付かぬほど黙々と取り組む子
……
実にさまざまな子がいる。
取り組む内容は、
個々のレベルに合わせて
その子が今やった方が良いものを
こちらがある程度用意はしている
が、
実際に何をやるかは
子どもの裁量に任せている。
なぜ任せるか?
それは…、
勉強をするのは
子どもの仕事。
「勉強ができるようになるためには、
日々何をすべきか?」
考えるのは子どもの役割であるからだ。
結局ここでも 自律 。
勉強というものは、
大人が強制して
無理にやらせるものではない。
大人の無理やりが入ると、
どうしても子どものなかに
勉強 = やらされるもの
という意識が植え付けられてしまう。
子どもにとって勉強とは、
やらされるものではなく、
当たり前にやるもの
である。
朝起きること
ごはんを食べること
お風呂に入ること
…
これらと一緒。
毎日の当たり前の習慣として
やるものである。
毎日、読み書き算数 の時間を設けることで、
勉強 = やるもの
という意識を
子どもたち自身が身につけつつある。
大人が用意するのは、
・集中して勉強に取り組める環境づくり
・やるべきことが分からない子に対しての
勉強の方向性の提案
くらいか?
子どもが勉強しているのを
大人は見守るのみ。
今日も
子どもたちは勝手に頑張っている。