知的好奇心を伸ばすには…? 2
前回のつづき
子どもの 知的好奇心 を伸ばすために
私たち大人ができること
つづいては
大人が子どもの手本となる
ことです。
子は親の鏡
という言葉があります。
子どもに対する親のしつけや愛情は、
すべて子どもに反映するから、
その子を見ればどんな親かを想像することができる
というたとえです。
子どもは
性格、言動、行動…
親から多大な影響を受けて育ちます。
子どもは
まわりの大人の
とりわけ、
親の
まねをして成長する生き物です。
我が子には
どんな子どもになって欲しいでしょうか?
本が好きでたくさん本を読む子
↓
まず親が
楽しんで本を読む姿を見せてあげる。
物知りな子
↓
まず親が
知らないこと・分からないこと は、
辞書で、図鑑で、Google検索で、YouTubeで
すぐ調べる姿を見せてあげる。
人の話を聞ける子
↓
まず親が
子どもが話している時には
きちんと子どものほうを向いて
話を聞く姿を見せてあげる。
子どもは親の姿をよく見ています。
そして、まねしたがります。
親→子 へ
こうした姿を見せつづけることで、
「本ってなんだか楽しそう…」
「知らないことは調べるんだ…」
「調べるときは、あそこを探すといいんだ…」
「話を聞くときは、
話している人のほうを向いて聞くものなんだ…」
といった経験が
子どものなかに蓄積されていきます。
この経験の蓄積が
子どもを変えていきます。
ぜひ
子どもの
将来なって欲しい姿を想像し、
その姿を
親が「演じて」あげてください。
そして、
私たち職員にも
その姿を
共有させてください。
私たち職員も全力で
「演じ」ます。