この夏、力をもらったこと
この夏は、例年以上に有休を取れた。4月から7月まで駆け抜けたご褒美のようで嬉しい。しかし休みが過ぎるのは本当にあっという間。8月も終盤になると、日が落ちるのが早くなっていることに気づく。朝晩も心なしか涼しい。私は夏が大好き。そんな大好きな夏にそろそろ別れを告げるのはなんだか寂しい。でも今年の夏もいい夏だった。少しばかり振り返ってみる。
この夏、夢中になっていたのはオリンピック。コロナ禍の今、家で過ごすことが多かった。暇さえあれば中継を見ていた。リモコンを片手に、チャンネルを変えるのに忙しかった。誰かが頑張っている姿を見ることが好きなのだと思う。心奪われたのは競技中の姿だけではない。特に印象に残っているのは柔道の阿部一二三選手。決勝で勝利したにも関わらず、終始険しい表情を保っている。相手選手へ敬意を示す。まさにこの姿は「礼に始まり礼に終わる」ことを体現していた。様々な競技で、様々な場面で、様々な選手に力をもらった。
大切な人と過ごしたこと。これも私の心に力を与えてくれた。大切な人とは家族と友人のこと。私は今、一人で暮らしている。当たり前であるが、自宅に着くと一人。だからこそ、大切な人と過ごす時間がこの上なく幸せ。普段会えない家族や友人と会い、近況を報告した。いつでも温かく迎えてくれる家族、学生時代から今だに繋がっている数少ない友人には感謝しかない。これからも大切にしていく。大切な人との美味しい食事やお酒は至福の時間。最近手に入れたswitchも、複数人でするとさらに楽しい。姉の子供を愛でる。無条件に癒しの時間。これらの時間が、これからも続いていってほしいと願う。
さて、そろそろ有休も終わる。今年の夏は、心も体もしっかり休養をとることができた。力をもらった分、仕事も自分のペースでゆるりと頑張ろう。