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松尾諭という人@気になる人物 4

私が知ったのは「SP」。
いつも真木よう子にハタかれ、事務員に睨まれ。
岡田准一の引き立て、盛り上げ。といった役。

どこからやって来たのだろう?
この時から気になっていた。

「SP」以降、よく目にするようになった。
「最後から2番目の恋」でも中井貴一のおとぼけ部下として印象的でした。
現在は「うちの弁護士は手がかかる」で好演中。

現在は、名優とまで言われる存在になり、
関西のニュース番組コメンテーターとしても見事凱旋。


【あの時がなかったら今がない。】

そんな彼。
彼はいわゆる「箱」から出ていた人なのだろうと私は思う。
それは私の読書会で先月の課題図書「小さな箱から脱出する方法」に出てくる「箱」という比喩です。

周囲が、自分以外が、モノだったりコトだったりする感覚で、関係ないや!って世界で生きている限り、他者との距離は壁を隔てて確実にある。
という話し。

彼は元々そういった概念すら無い方かもしれませんね。
人に壁を作らない。そういった人なように思います。


そんなある日、目の前に落ちていた封筒。
見逃す人、見て見ぬふりの人、ゴミと思う人、面倒くさいと通り過ぎる人。

彼はスッと拾って交番に届けた。
これがスッとできる人。出来ない人。いる。


このことから人生が大きく転換してくる。
落とし主は、現在所属の芸能事務所社長のモノだった。

この出会い、この行為に社長は縁を感じたり、信頼できる人間。と感じたことだろう。

全ては、松尾諭という人が
“人を人として見て”
“モノでなくヒトとして”
全てに対応する方なのだろうと想像する。

それが全てに繋がってきて、今の活躍なのだろう。

⚫️東川哲也 official web site
http://asone-labo.com

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