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上越国際スキー場が雪不足ってホント?それでも行くべき魅力を調査してみた

2023年〜2024年の冬は記録的な暖冬のようですね。となるとスキー場にとっては、オープンが延期されるなど大きな影響を受けるケースもあります。

冬は毎年スキー・スノボ三昧の私にとっても、雪不足によって通常のシーズンと異なることはないか、チェックが必要になります。今私がハマっている上越国際スキー場は、雪不足でも楽しめるのか、魅力なども含めて調査してみました。

暖冬で前代未聞の雪不足に困惑する人が続出

日本スキー発祥の地と呼ばれている上越市でも、雪不足に悩まされる年もあります。特に2023年は暖冬の影響で例年よりも降雪が少なく、困惑しているスキー場も多く見られました。

この前最強寒波が来たため、積雪が期待されましたが思ったほど積もらず、期待外れに終わったとの声がありました。スキーヤーやスノーボーダーにも気がかりな情報です。

雪不足による影響

雪不足であっても人工雪を増やすなど、スキー場ではさまざまな対策を講じています。それでも雪不足が長引くと、たとえばゲレンデの一部が閉鎖されたり、営業時間が短縮されたりするなどの影響が出ています。

また、スキーヤーやスノーボーダーの中には、人工雪だと滑りの感覚が変わるため楽しみにくいと感じる人も少なくないかもしれません。

積雪量は多い時も少ない時もある

積雪量は、気候の違いによって左右されるようです。具体的には、冬型の気圧配置になると、日本海側は低気圧が通過するたびに大量の雪が降ります。

ただし2023年から続くエルニーニョ現象の影響で、今年は冬型の気圧配置になりにくいようです。

冬型の気圧配置が続かずに気温が高い日もあったことや、冬型になったとしても強すぎる冬型の気圧配置で、風が強く雪雲が山沿いに流されたことも影響があるとされています。

2023年9月に気象庁が発表した「冬の天候の見通し」によると、冬型の気圧配置が弱く、日本海側では、降雪が少ないとされています。新潟県の上越国際スキー場も今年は雪が少ないかもしれませんが、毎年雪不足になるとは限りません。

出典:気象庁「季節予報解説資料」
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/region=010000&term=P6M

雪崩を防ぐなど安全面ではメリットも

雪不足はスキーやスノーボードを楽しむ面では困りますが、意外にも安全面でメリットがあります。

雪崩などのリスクを減らせる

いきなり大雪が降ると、雪崩などのリスクが高まります。雪崩は、すでに積雪がある上に、短期間に多くの新雪が積もった時に発生しやすくなるためです。一方、少しずつ積もっていけば、雪崩のリスクが低くなるとされています。

ただし、雪不足だからといって雪崩のリスクが完全になくなるわけではありません。雪の量や降り方によっては、雪崩が発生する可能性もあります。スキーやスノーボードをする際には、常に安全に配慮することが大切です。

少しずつ積もれば滑りやすくなる

雪は積もるたびに、徐々に固まっていきます。どちらかというと新雪よりも、この状態が滑りやすい雪かなと思います。

いきなり大量の雪が降ると、雪が固まる前に、圧雪機などで固めなければなりません。一方、少しずつ積もっていくと、雪が固まる時間が十分に確保できるため、滑りやすい状態になります。

 出典:首相官邸ホームページ「雪害では、どのような災害が起こるのか」https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/setsugai.html

上越国際スキーには雪不足でも楽しめる魅力がある

2024年も記録的な暖冬による雪不足が続いており、上越国際スキー場も例外ではありません。ですが、初心者から上級者まで楽しめるコースが充実しており、「滑れないコースが1つもない」という事態にはほとんどなっていません。

 

スキーやスノボ以外にもアクティビティや施設があり、雪遊びや温泉など、雪不足でも楽しめるコンテンツが充実しています。雪不足の年は、通常のシーズンとは異なる部分もあるかもしれませんが、上越国際スキー場の魅力を十分に満喫できるはずです。

「雪不足だからスキーを楽しめない」わけではないので、ぜひ上越国際スキー場など遠出してみるのがおすすめです!

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