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能登半島に想いを馳せる

能登半島地震からそろそろ10ヶ月が経とうとしています。
私が初めてちゃんと能登半島に訪問してからは、ちょうど1年ほどです。

訪問、といいつつ実は石川県生まれの私。
加賀市の出身なのと、大学からは県外に出てしまったので、ほとんど能登半島に行くことがないまま過ごしていました。

そんな中、友人に誘われ昨年『奥能登国際芸術祭』へ。


そもそも『奥能登国際芸術祭』って?

能登国際芸術祭とは

石川県珠洲市全域を舞台に、3年に1度開催している地域芸術祭です。(中略)能登半島の「岬めぐり」をテーマに、国内外のユニークなアーティストたちが地域の潜在力を活かした作品を展開。最涯の地で、最先端の美術に出会えるのが「奥能登国際芸術祭」です。

奥能登国際芸術祭2023 公式サイトより

上記の写真のようなパスポートを購入して、各作品をまわっていきます。
中はスタンプラリー形式になっていて、それぞれの場所にスタンプが設置されており、全てコンプリートした方には賞があるようです。

・時期:2023 年 9月23日(土)– 11月12日(日)
・移動方法:車推奨、ツアーバスもあるようです

▼2023年公式サイト

一般的な美術館や博物館とは違い、あらゆる場所にふと芸術作品が登場します。そしてそれぞれが日常に溶け込んでいるのも不思議な感覚がします。
地元の説明員スタッフさんがいて、単に芸術作品を見てまわるだけでなく、道中や作品会場でのコミュニケーション・風景を通じて奥能登に触れることができますよ!

石川の最北端から眺める夕焼け空

2023年にも地震があった

今年の年始の地震の被害と衝撃が大きすぎて、記憶が薄れてしまった方もいるかもしれませんが、能登は2023年の5月にも大きな地震がありました。
そこから半年後の時期に訪問したわけですが、道路のあちこちに地震の跡と思われる亀裂が・・・・・。
そんな状況下での、さらなる地震。
大変だった、なんて他人行儀な表現はしたくないけれど、
本当に大変だったことと思います。

道中〜のと里山街道では音が鳴る!?〜

金沢方面から奥能登へ向かうときに通る道を「のと里山街道」といいます。
その途中に、音楽が流れる道があるんです!!
道路に小さな溝が刻まれていて、その上を車が通過することで音が鳴る仕組みだそう。

▼こんな感じです(Youtube動画より)

ほかにも、高松SAでは海沿いにこんなフォトスポットも・・・!!

高松SAにあった野菜モチーフのオブジェ??

地理関係や地図はこちらからご確認ください

作品を回る途中で棚田を見られたり、豊かな自然を堪能できます。
夜は真っ暗になるので遅くなりすぎないうちに到着するのがおすすめ!

作品たち

私は1泊2日でまわってきました!
写真以上にたくさん回ったんですが、ここでは一部をざざっとご紹介〜

瓦がついてる・・・!!
満潮と干潮のときで風景が違うんだとか
ライトではなく、外から差し込む光なんです!幻想的・・・✨
いまは使われていない駅のホームに・・
町中になじむ古民家の中には、巨大タコ!?
学校だったか保育園だったかを使っているよう

今一度、想いを馳せる

この週末、大雨によって浸水してしまっていると聞きました。(2024年9月)
これから復興を進めていこうというタイミング、そして仮説団地で。

募金やふるさと納税など、一人一人の力は微力かもしれませんが、
それが集まれば大きな力になると思います。

人は時が経てば忘れてしまうものだから、
こうやって何かをきっかけに思い出す、「忘れない」というのも大事なことじゃないかなと私は思います。

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