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[ Number ] 啓示:神秘を見る

※本件は有料記事ですが無料で最後までお読み頂けます。いつものようにマニアックな部分のみ有料です♪

 あ〜〜〜、天からの啓示で聖なる数や幾何学が脳みそから溢れ出るわ〜、ってな事ある訳ないのよ〜。そんなこと本気で言ってたらヤバい人だから近寄っちゃダメよ〜。それに物理法則を擬人化した偶像に祈ったって秘密は教えてくれないし、いくらお布施をしたところで神秘を見せてもくれないわ〜。

 神秘とは「神 / 物理法則」の「秘密」と書いて「神秘」

 神の秘密を見る唯一の手段は「数・幾何学」と「古き知識」を学ぶこと。それは『智慧の初め』マガジンの10件を通し、あなたが積み上げてきたことです。きっとあなたはもう見えるものが変わっているはず。つまりあなたはもう神秘を見て理解できるようになっているはずなの。わたくしに出会うまでは「奇怪な異国の魔方陣」としてしか認識できなかったものを「宇宙の仕組みの図」と認識できるようになっていますでしょ?「数・幾何学」と「宇宙の仕組み」とが結びつきましたでしょ?

試してみましょう。そして成長を実感しましょう。

 スケールは違えど示している理は同じですね。太陽は太陽、光は光。唯一無二には違いはなく、あるのは書き手がどう表すかの違いのみ

 でもね、そうは言ってもざっくりは分かるけど細かく何がどうとは分かりませんよね。無駄が多すぎるのです。こんなグルグルごちゃごちゃ書かれてもさっぱりわかりゃ〜しないのよ。


無駄なき智慧

四世界のカバラ的図式

 わたくしは無駄なものが大嫌いですので学ぶものを選びました。辿り着いたのは古きカバラ。数と幾何学に重きを置いた非常にシンプルな古き智慧。上記の画像は「四世界のカバラ的図式」と呼ばれるものでカバラ宇宙論の図です。『As above So below』の1ページ目「点・円」と12ページ目「無限の繰り返し」の図を合わせたようなもの。

 一番外側のX1の円が宇宙の淵でゼロ。中心が「一なるもの」。共に呼び名は「最も古き者」。故に「始まりであり終わり」「α&Ω」「A to Z」。生と死(男女)を両方持つ神

アンドロギュノス

 「X1.X2.X3」は「至高世界」の三位一体です。何も形はなく法則のみの世界。この始まりの三位一体の物理法則は中心へ向かいながら円の中に充満する希薄な存在を集め徐々に形を形成します。繰り返し繰り返し形を生み出し中心に向かえば向かうほど複雑な形になってゆきます。


バビロニア宇宙論

 こちらはバビロニアの宇宙論の図。「四世界のカバラ的図式」と同じですね。そりゃそうなんですよ。マンリー先生はこうおっしゃってます。

 「四世界のカバラ的図式」は「アイン・ソフ」から流出する40の波動の比率を図式的に表している。(カバリストはそれを球と呼ぶ)

カバラ的宇宙創成論の根本原理より

 ですからわたくしの本もそうなってます。二次元の視点、三次元の視点、どちらも大切なのです。

 我々の住む世界は円の二次元の世界では無く三次元の球の世界。球の中の三次元のエネルギーの動きは複雑ですが、視点を合わせればバランスの取れた図形で均衡を保っていることが分かります。

 この動画は三次元の幾何学に時間軸を加えた四次元の視点。古き幾何学は複雑に繰り返す四次元の幾何学の時間を凍らせ、最も美しく均衡の取れた図を抜き出したもの。それらの形を突き詰めれば、一見ランダムのように見える複雑な三次元世界も、この世にこれしかない決まった形でしか出来ていないことが分かります。

ケプラーの太陽系モデル

 ケプラー先生はプラトン立体を当てはめ「宇宙の仕組み」を残してくれました。この世に5つしかない立体。この世にこれしかないもの。そういう唯一無二のものは「至高世界」をはっきりと顕現させています。言い換えれば「神の姿をはっきり写している」ということ。

故に神聖。そして神秘。

 この世に5つしかないプラトン立体を形成する正多角形は「三角形、四角形、五角形」三つ。更に深く形の祖を辿れば、たった三つの三角形「正三角形・直角三角形・二等辺三角形」に辿り着きます。

プラトン立体を構成する面と直角三角形と特別な角度

 形の祖は三角形。故に神聖

 中でも大切なのは「3:4:5の直角三角形

ギザの大ピラミッドの比率

 ピラミッドの比率にも組み込まれているほど神聖な3:4:5の直角三角形。それは「3.4.5」が持つ数に真意があります。

  • 3 + 4 + 5 = 12

  • 3 × 4 × 5 = 60

  • 3³ + 4³ + 5³ = 216

  • 3³ × 4³ × 5³ = 216000

カバラ式で一桁にしてみましょう。

  • 3

  • 6

  • 9

  • 9

表記方法を変えてみましょう

  • 6+6

  • 6×10

  • 6×6×6

  • 6×6×6×1000

 以下の至高世界の数がバッチリ反映されてますでしょ?

  • π ≒ 3

  • Φ ≒ 2

  • φ ≒ 1

  • 360°

  • 180°

  • 1+2+3 = 6 = 3×2×1

こんな風にしてみたら、より一層神聖さがわかるのではございません?

  • 1³ × 2³ × 3³ = 216

  • 3³ + 4³ + 5³ = 216

  • 6 × 6 × 6 = 216

 冒頭でも申し上げましたが、唯一無二の神秘は一つですが表し方は様々。神話や宗教伝説を見ればお察しでしょ?結局のところ"それら"が混乱の元なのですよ。わたくしは"現代"の魔女ですので、神秘の表し方も現代的です。魔女はヴェールなんてお淑やかなもの持ってませんし、わたくしがこの両の手で持っているのは戦う為の智慧の剣。Fucking Mage の Fucking Fake を切り裂いて、真実の女神の裸体をお見せします。

 では「216」を念頭に現実世界の神秘をどうぞ。



666を通し見える神秘

 我々人間が認識できる最も遠い神秘から始めましょう。

シリウス

 「冬の大三角」を描く一つであり、古くは女神イシスに捧げられた星シリウス。シリウスから太陽までの距離は8.64光年。 シリウスから銀河の中心までの距離は8640パーセク。ヘリアカルライジングの重要性もよく分かりますでしょ?ヘリアカルライジングの前日が7/22ってのもポイント。22/7=πですから。

  • 864 = 216 × 4


銀河

銀河の中の太陽系の位置と黄金比

 太陽系は銀河の中の黄金ポイントの位置にある軌道上を周回しています。そのスピードは時速約864000km。太陽系が銀河を一周するに要する年数は223948800年。

  • 864000km

  • 223948800 = 864 × 864 × 300

『As above So below 』14ページ

 太陽系が螺旋軌道の一波を移動するのに要する年数は約25920年で、現在は約60度傾いた状態にあります。一周223948800年かけて周回する間に、25920年の波は合計8640回訪れます。

  • 25920 = 864 × 30

  • 8640 = 223948800 ÷ 25920


土星

 土星の北極には角形があり、この一辺の距離は86400mi(99.6%)。公転周期は約30年。

  • 六角形

  • 86400mi

  • 30年


時間

 地球の一日である「24時間=86400秒」は、土星と木星の公転周期から導き出されたといわれます。

  • 土星=約30年

  • 木星=約12年

 30と12の最小公倍数は60です。60と言う数字は特別で、1, 2, 3, 4, 5, 6, 10, 12, 15, 20, 30, 60 と約数を12個も持ちます。また、約数が12個もある自然数は60以下には存在せず、60よりも多くの約数を持つ最小の自然数は60の倍数である120まで存在しません。約数が多いということはそれだけ等分できると言う事。様々なものを区切る「時間」の元として最も相応しい数と言えます。

  • 24時間 = 86400秒 = 60 × 60 × 24

  • 土星と木星の周期

  • 死神と雷神


北極星と春分点

北極星と春分点を利用した時計

 60×60×24の"一日"は最も短い時間の単位。逆に地球に関係する最も長大な周期は歳差周期一周約25920年の長大な周期。いわゆる「グレートイヤー / 大年」。前述の太陽系が銀河を周回する時の一波の年数と重なっています。

 大年を示す時計は二つあります。春分点北極星。春分点で見る場合、春分点が黄道十二宮のどこの位置にあるかで時代を計る時計となります。なぜなら、春分点が黄道十二宮の一つの宮を抜けるのに要する年数は2160年という長大な時間がかかりますので、長大な時代を計る指標に適しています。黄道十二宮の名のついた「〜の時代」はこれの事。例えば春分点が魚座にあれば魚座の時代ということ。十二宮の星座の名ではない「〜の時代」ってのはただの嘘。騙されちゃダメよ〜。

  • 2160 = 25920 ÷ 12


地球と月

地球と月の数

 月と地球に至ってはモロなのでそのままお伝えいたします。

  • 月の直径は2160mi

  • 地球の円周は21600nm

  「nm=海里」と言う単位は、地球表面上で緯度1分に相当する長さのこと。地球の360分の1が緯度1度、1度のさらに60分の1が緯度1分。ゆえに、南極・北極を通って地球をぐるりと一周する長さの「360×60」= 「21,600分の1」の長さが1海里ということ。

 なぜこんな使い慣れない単位が大切かと申しますと、多くは語れませんが強いて言うなら海賊は海の単位がお好きなの。


地球

 地球が太陽の周りを回る公転速度は107,280㎞。マイルに直すと66660.7015miです。

 前述の歳差周期を生み出すのは地球の傾きです。23.4°の傾きにより長大な周期が生まれます。  

 Arctic Circleは北極圏を示す円です。この北極圏の定義は北緯6633分以北の地域の事。


 地球上で最も深い海溝「チャレンジャーズディープ」と「北緯19.5°のマウナロア」との距離は6663.32km

  • 地球の円周は21600nm

  • 地球の公転速度は66660.7015mi

  • 地球の北極圏は北緯6633分以北

  • 底知れぬ海溝と19.5ポイントの間の距離は6663.32km


太陽

 太陽の直径は864000miです。自転周期は約を27日。奇遇なことに月の自転周期も約27日です。また、両天体は「蝕」を起こすとぴったり重なります。大きさが全然違うのにです。これは地球から太陽までの距離と、地球から月までの距離が400倍離れていることと、天体自体の大きさもちょうど400倍であることが理由です。これらの理由から神話では太陽と月は双子で描かれます。

  • 864000mi

  • 864 = 216 × 4

  • 27日

  • 27 = 3 × 3 × 3

  • 2160 × 400 = 864000

  • 864000 ÷ 400 = 2160


死神と太陽神

 直径864000miの太陽の光で86400秒の時間を示すなんて、物理的にも象徴的にもぴったりでしょ?時間の死神と、真逆の性質の太陽神との対。このような関係が分かりますと以下の絵も変わって見えます。

「Urizen」William Blake

太陽の中からコンパス(三角)を用いて地上を定義する時間の神

 WASPのロックフェラーセンターの壁画。一緒に添えられた聖書の一節は「イザヤ書336節」。不思議じゃない?WASPで聖書の一節を引用しているのに、御神体はジーザスじゃなくてユリゼン(時間・土星)なのよ?

 こちらも同じくWASPなのに雷神(木星)で祀られてますでしょ?時間の元を思い出してください。土星と木星は死神と雷神


終わりに

 遠い星シリウスから我々の住む地球までの神秘と、その神秘を用いてる現実の象徴のDecodeは如何だったでしょうか?どれほど複雑な物質世界になろうとも、その世界を形作る法則は同じです。故に至高世界の数や形は遠く離れた物質界においても「現れは違えど顕れているのです」。そしてそれが神秘。誰もが探し求める、誰の目の前にもある神秘。また、それら古き秘密から「数・幾何学」を抜いて描かれたものが象徴。故に「数・幾何学」を用いて宇宙を解読できなければ、古き象徴はもちろん現代の象徴も一切読めません。「数学的視点」と「象徴的視点」のどちらもお忘れなきようお願いします。

 本件を通し神秘的な繋がりを実感するとともに、積み上げた知識による成長も実感して頂けたなら幸に思います。あなた様の心にわたくしの智慧の剣が刺さりましたなら引き続きお付き合いをお願いいたします。



魔女の本気

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