[ Decode:Art ] 獅子頭のクロノスの形をしたミトラ
はじめに
え〜、なになに、、、、獅子の頭は、人間の考える「時間」とは動物的または非合理的創造に対する独裁的支配者であり、その権力は最高であり、その中に一時的に存在する、、、って、、、この本は堅苦し過ぎるのよね〜。象徴画の説明はめっちゃややっこしいし。わたくし、魔女の中でも劣等生の野良ですから、難しい言葉は苦手なのよ〜。
って事で象徴画の簡潔な説明の記事を綴ろうと思いつき、ついでですので [ Decode:Art ] と題してシリーズ化しちゃいます。わたくし象徴画が大好きでありまして、た〜くさん持っているのですが中々ご紹介する機会がなく溜め込む一方でした。また、ブログやツイートでご紹介するものはどうしても現代の情勢に関わりがあるものが優先で、あまり関わりがないものは避けておりました。
しかしながら、現代に関わりがある象徴画を読み解くために"見方"を知ることは無駄ではありません。目の前の秘密を読み解くための必要な知識の一つですから。
本題へ進む前に一つ注意事項があります。古き象徴画と"象徴画風"のものを混同しないようお気をつけ下さいまし。古き象徴画は古き密儀を絵画にしたものであり密儀は理の話。故に象徴画には理に関するものが描かれています。ですからその前提で見れば色々と読み取れます。
一方、"象徴画風"のものは字の如く”風”なだけで密儀を含んでいません。いくら前提を当てはめ考えても答えは永遠に読み取れません。出所が怪しいもの、注釈・解釈が一定しないもの、やけに新しいものにはご注意を。また、現代から過去に置いたもの、、、え〜っとですね、、、うっかり言っちゃった、、、まぁはっきり言っちゃいますと、後から過去の歴史に突っ込まれたものには注意をして下さいまし。「これは数千年前から伝わる〜」とかなんとかです。153年前の歴史すら怪しいのに1000年前のものが本当だとは思えません。ましてやそれが某宗教観に一致するなら尚更です。
ただし、現代の重要なポイントに飾られている新しい象徴画は例外です。近世・近代に描かれたものでも、あちらの魔術師の存在がチラチラするものなら密儀の意味を含みます。わたくしがたま〜にツイートする現代の象徴画がそれにあたります。
では、前置きはこれくらいにして始めましょう![ Decode:Art !!]
獅子頭のクロノスの形をしたミトラ
この象徴画が示す理は「時間」であり、隠された数は「360」であることは「神の名と神聖な数」で述べた通りです。ただそれは、その他の象徴も加味した上で最も分かりやすい部分だけを抜き出したもの。実際の手順は「え〜と、この象徴は時間に関係するわね。あれ、これも時間。あっ、これも。んで隠れた数は360だから、これは時間の象徴画ね」ってな流れです。
本件では”その他の象徴”をDecodeして行きます。それらの読み解き方を記憶すれば、現代の象徴画の解読の助けにもなります。では一つづつご説明申し上げてゆきます。
Decode
獅子の象徴に関して「イメージシンボル事典」より引用します。
では上記を踏まえ象徴画の説明に参ります。
ちょっと難しいですよね〜。これを簡潔に述べると「この世に存在する物質的なもの、または人が作り出した物質的・顕現的なものは全て「時間」の中に存在し、「時間」の絶対的な支配を受け、いずれ必ず死(終わり)を迎える」という事で、これが獅子頭の古き意味です。では現代に伝わる枝葉の象徴と照らし合わせてみましょう。
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