[ Decode:Art ] Bank of America 2 [あの日の特別さ]
はじめに
本件は前回の記事『Bank of America』の続きとなります。前回の記事では「あの日の星の特別さ」について綴りましたが、特別さはそれだけではありません。前回のお話を象徴的に言うなら「十字」の話。今回は「バッテン」のお話。「十字」って言っても某宗教団体を連想しちゃダメよ〜。そのイメージは後から。元々十字は何を示していたか?そしてその十字に重なるバッテンは何か?この2点が今回のDecodeのポイントよ。では始めましょう!「あの日の特別さ」のDecodeです。
本来の十字の意味
本来「太陽十字」はその名の通り「太陽」を示します。円は地球を示し、十字は太陽暦の4つの節目である「二至二分」を示すからです。
人によってはこの象徴も太陽十字と言う人がおりますが違います。もっとスケールの大きなものを示しています。それは何かと尋ねたら、「銀河」です。銀河に存在する「ある門」を示しています。
銀河
惑星が太陽系に属するように、太陽系は銀河に属します。その銀河は上の画像のように円盤のような形で、質量の殆どはこの「銀河面」に集まっています。
その銀河面の中を太陽系は周回しております。太陽系が銀河を一周するのに要する年数は約223,948,800年です。
その銀河面を地球から見たものが「天の川」です。赤道に対して約60度傾き接しています。つまり「銀河面」と「黄道」は1点で重なっていると言うこと。象徴的に言うなら、十字とバッテンが重なると言うこと。ここがとても大切なポイント。
十字とバッテンが重なる象徴
すぐにユニオンジャックが思い浮かぶと思いますがもっと古いものです。冒頭で「銀河に存在する扉」と申し上げました。扉を開けるには「鍵」が必要です。「鍵」と「十字」と「バッテン」が揃う古い建物が答えです。ここしかありません。
基本的に欧州の教会は南東を頭にして建築されます。なぜなら聖地エルサレムが欧州から見て南東の方角だからです。このルールは慣習として残り厳格に守られたルールです。しかしながら、このセントピーター大聖堂は、イエスの重要な弟子の名が与えられた大聖堂にも関わらず、頭を真西を向けて建造されています。つまりは、ここの団体の教義とは違う意図を持って作られたと言うこと。
また、大聖堂前の広場には「その歴史に多くの説があり実際は真偽不明」の異教のシンボル「オベリスク」が鎮座します。わたくしが知っている古いお話では、「元々ここにオベリスクが立っていたからここが建築された」とあります。しかしながら、今調べますとオベリスクについて様々な説が登場します。なぜかわたくしの知ってるお話よりも”古い”お話が後から追加されているのですよ。不思議ですね〜
話を戻します。オベリスクは太陽と時間の象徴。広場の十字の中心に位置するのは至極当然。逆に言えば、太陽と時間の象徴が中心にある十字は太陽を示していると言えます。
その太陽の十字と重なるバッテンは銀河を示すと申し上げました。ここからどう読み解くか?
そこで必要なのが「鍵」です。この大聖堂の形にもなり、この市国のロゴにもなり、セントピーターがイエスから預かったと伝説が残る「鍵」が重要です。
鍵の意味
この鍵は「天国への鍵」と言われます。金の鍵が金の門、銀の鍵が銀の門に対応します。象徴的に言うなら、「銀の門から魂が地上に降り立ち、人が死を迎えたら金の門から旅立つ」って感じ。あくまで象徴的に言ったならだからね。真に受けちゃだめよ。その意味はこれから綴るから。
銀河面と黄道は約60度の傾きで接しています。その接している場所の銀河の中心方面が「金の門」であり、反対側が「銀の門」です。前述の「銀の門から魂が地上に降り立ち、人が死を迎えたら金の門へ向かい旅立つ」は、エネルギーの流れを示しています。
現代の常識では宇宙は拡張していると考えるのが通例となっておりますが、わたくしは真逆で宇宙は縮小していると考えております。お風呂のお湯を抜けば分かりますでしょ。エネルギーはどちらに収束します?外方向ですか?内方向ですか?宇宙も同じです。
カバラの宇宙論でも同様に、外側から内側にかけて希薄な物質は収束し物質化すると述べられています。上図の「X1 X2 X3」は実態を持たない根本原理で、D1からが地上世界を表します。
バビロニアの宇宙論でも力は内側に向かい物質化することが描かれています。
力の収束についてはフルカネリも言及しています。わたくしが警鐘を鳴らし続けている周期は地球に繰り返し何度も訪れている破壊の時。フルカネリは「人に死の届かない場所がある」と申しておりました。つまり乗り越えられると言うこと。
それとは別に「逃れられない時」と言うのもあります。その「時」とは「我らと共にあれ」と古くから言われている時で、太陽系の惑星が太陽に飲み込まれる時です。まぁ我々が生きているうちに経験することはありませんので心配御無用なのですが、全ての終わりの時と言うのは示されていて、それは渦に飲み込まれる時なのです。そして、惑星が太陽に飲まれるなら、太陽は銀河の中心に飲まれるのが道理。その銀河もまた銀河団の中心に飲まれる。全ては中心へ向かい縮小しています。
そんな理を示す一方、「星の動き」ですから「時」も示します。思い出してください。黄道と銀河面は一点で重なると言うことを。
あの日の重なり
この日の特別さは前回の記事で述べましたので割愛します。前回ご説明した特別さは、画面左下から右上にかけて伸びる黄道での出来事でした。神々が揃ってお目見えした日、締めはギザの真上での触でした。
でもよく見て下さい。右下から左上にかけての線もありますよね?それが銀河面です。この日の日食は、銀河面の「金の門」とも重なっていた超特別な日だったのです。
鍵の象徴は前述の団体が発祥ではございません。もっと古くから存在するもの。古き時間の神アイオーンの手にも二つの鍵が握られています。つまり、金の門、銀の門、銀河、太陽系の周期に関する智慧は、我々が思うよりもずっとずっと古くからある智慧。そしてそれだけ大切な智慧ということ。
ついでなんで言っちゃいますけど、なぜかキ◯スト教のヴァチカンにもミトラ教のアイオーンが鎮座するんですよ。大聖堂前の異教のオベリスクといい、ここの団体の宗教観と合わないものですが、、、 不思議ですねっ
まとめ
「あの日」は太陽系内の惑星だけが周期的に特別だった訳ではなく、太陽系が属する銀河との関係においても特別だったということ。また、あの日の象徴は大聖堂前の広場に堂々と掲げられ、実際にスケジュール通りに時代は動いています。我々の住む現実はそういう世界なのです。
本件は昔からの読者様でしたらご存知のお話ですがあえて綴りました。というのも、最近は20代の若者の読者様が増え、知恵の継承を深く考えることが多くなりました。わたくしが綴っている智慧を集め理解するのには膨大な時間と努力と運が関係してきます。また言語の壁もあります。わたくしが独学で学んだものは殆どが英語でした。日本人でまともに語っている人は皆無ですから。知っていても沈黙を守るのが賢者の常識。
ただ、これからの時代、真の情報を集めることは今以上に困難になると思います。それは皆様も実感しておられるでしょう。何事も学ぶには「例」が必要です。「この象徴はこういう意味で、実際にはこう使用されていて、こういう時を示している」という例を知らなければ、わたくしが語るようなお話はいずれ消えゆくことでしょう。故に、[ Decode:Art ]シリーズもそうですが、自分の手の内を晒し「例」を伝えているのです。今回、過去のトピックを再構築し綴ったのも同じこと。こういう「例」があるのよってこと。
最後に、今現在20代の若者へ。わたくしはリアリストだから曖昧な希望は語らない。はっきり言うわ。あなたたちが直面する未来は厳しいものよ。だからこそ備えを。この備えというのは「物質的」なものだけじゃないの。智慧も備えて。智慧が狩られるのは目に見えているのだから。今はまだ、わたくしがちょいちょい先をお伝えしますから心の準備もできている事でしょう。しかしながら、真にあなた方の世代が困難に直面する時、我々の世代はもういません。故にわたくしは綴り続けているのです。これはわたくしのためではございません。智慧を求めるこれからの若者のため。ひいてはあなたのため。
そして、わたくしと同じ、もしくはそれ以上の年代の読者様へ。もう十分に人生を楽しんだ事でしょう。マズローの欲求をもう一度見直し、達成されていない、もしくは未だに囚われている欲があったなら恥じて下さい。我々より上の世代が恥も外聞もなく欲求を満たし続けてきた結果が、我々が歩んできた現実です。この現実を次の世代にも歩かせますか?
我々の住む世界は決して灰色の世界なんかではないと、次の世代に伝えなければならないと思いませんか?あなたの背中は、次の世代に見せられる背中ですか?もう時間はあまり残されておりませんよ。メメント・モリを忘れないで下さい。
では本件はこれにて締めとさせていただきます。最後にキツいことを綴りましたが、それも魔女の役目。あなた様の心に2週続けてわたくしの峻厳の心が届きましたなら、引き続きお付き合いをお願いいたします。
本:『As above So below』
アパレル&小物:Cavalier Camp
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