[ Decode:Art ] 灰から飛び立つ不死鳥
この壁画は
ですって。魔女に言わせりゃちゃんちゃらおかしな話ですけどね。なぜって、本当に国連が言うように「平等な組織」でしたら「特定の思想の絵」とか飾っちゃダメでしょ?例えば、国連の会議室にイスラム教由来の絵があったら問題になりますよね?座禅ジャンプで空中浮遊してる教祖の絵があっても、これまた問題になりますよね?でもね、この絵画のど真ん中は特定の宗教由来なのですよ。そんな事はすっとぼけて「平和、平等、自由を達成するための....」とか言っちゃいますから、ちゃんちゃらおかしいというのです。
国連の壁画の中心に描かれている場面は、創世記3章22節由来です。蛇に唆された人間が知恵をつけるシーン。象徴は「知恵」です。カペラシスティーナの「原罪と楽園追放」(左)と並べるとよく分かります。また、国連の創世記はヴェシカの中に描かれてますでしょ?古い時代のC教は知恵の詰まった横倒しのヴェシカ(右)を魚に見立て象徴としていました。
あちらは智慧をとても大切にしています。「無知は力なり」はこちらの層だけの常識であり、あちらの層では「無知は罪なり」ですから。ほら、陰謀論で有名なあのエリート大学の結社だって"322"を使っておりますでしょ?
元は「X-City」との名称だった「Headquarters of the United Nations」の土地は、誰から譲り受けて、誰から巨額の資金提供を受けた組織かを考えれば、国連が掲げるモットー「平和、平等、自由」が"誰にとって"であるか容易に想像がつくことでしょう。
あちら側のモットーは、我々の屍の上に成り立つ、あちら側の為の「平和、平等、自由」です。つまりはあの石に書いてあった事と同義。
国連のビルの高さは「153.9m」。この「153」が特別な数であることは「知恵の初め:円と数」の記事で述べました。またその数がC教の経典由来であることも。
国連のロゴはカバラの象徴的な数で彩られています。
「10+22+1=33」はセフィロトの樹の数。
・左右の13枚のオリーブの葉は「対」を示し、「13+13=26」は3本の柱の「知識 / ダート」を含む3本目の見えない柱を象徴します。
・オリーブの象徴は、女神レトがオリーブの樹にもたれながらアポロとディアナの双子を産んだという神話から、こちらもまた太陽と月の対です。
・26が示すは、口にしてはいけない神の名ヤハウェイです。
どんな組織か再認識して頂けましたでしょうか?そんな組織が「世界が経験するであろう変化を象徴する」と言っているのですから、この絵はダブルミーニングであり「世界に経験させる変化を象徴する」ということ。
世界とは我々の住む現実。どんなことを経験させられ、どんな世界にしようというのでしょうか?ペール・クローグの『灰から飛び立つ不死鳥』のDecodeを通し考えてみましょう。
Decode
まずは重要な箇所の見分け方から。シャシャーって円を描いてピッピって線を引っ張ってパスをとると「線が交わる箇所」が浮かび上がります。中心点はもちろん、ヴェシカの交点、円と直線が交わる箇所などなど。大切なものは大体そう言うところに描いてあります。もう少し分かりやすい画像にします。重要な部分を赤でライトアップしました。
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